コレステロール値が上がってしまい、なかなか思うように下がらず悩んでいませんか?
一度コレステロール値が上がると、下げるのに一苦労するうえ、途中でコレステロール対策を挫折してしまう人もいます。
挫折しないためにも、まずは手軽にできるコレステロール対策をすることが大切です。
実は、お茶にはコレステロールを下げてくれる働きがあるです。
まずは、お茶を飲むことから始めるといいでしょう。
この記事では、コレステロールを下げるお茶について紹介していきます。
コレステロール値が気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.緑茶
緑茶にはカテキンという成分が含まれています。
カテキンには食事中のコレステロールの吸収を抑える役割があるからだと考えられます。
また「伊藤園」の調査によると、朝・昼・晩ともに食事中、約200mgのカテキンを含む飲料を1日3回摂ることで、継続2ヶ月目あたりから血中コレステロールが徐々に減っていくのがわかってきました。
この調査の結果、善玉コレステールは減らず、悪玉コレステロールのみ減ったという結果が得られたそうです。
2.麦茶
麦茶の原料である大麦の香ばしさの成分が、血液をサラサラにする効果があります。
さらには、ピラジン類という香り成分が血小板の凝集を防ぎ、血栓や血液の粘度が高まるのを予防してくれるのです。
ちなみに麦茶には2種類あり、「二条大麦」と「六条大麦」があるのですが、六条大麦の方がピラジン類が多く含まれているのでオススメです。
3.ウーロン茶
ウーロン茶にはポリフェノールが含まれています。
とくに、ウーロン茶ポリフェノールは、小腸から吸収されにくい特性があり、脂質を吸着させる働きがあるのです。
これによって余分なコレステロールや中性脂肪が体外へと排出されやすくなります。
4.プーアル茶
最近、プーアル茶の効果を確かめるため、いくつもの臨床実験が行われ、プーアル茶にはコレステロール値を下げる効果があると報告されているそうです。
プーアル茶は特に悪玉コレステロール値を大きく減らしてくれると同時に善玉コレステロールをあげる作用があります。
5.ドクダミ茶
ドクダミ茶には、カリウムが豊富に含まれています。
カリウムには体内の老廃物を体外へ排出し、動脈硬化や高血圧など生活習慣病の予防にもなります。
また、フラボノイド類が毛細血管を強化する作用もあります。
その他にも、カルシウム・マグネシウム・鉄・マンガン・亜鉛とミネラル成分が豊富です。
6.そば茶
そば茶にはルチンという成分が含まれています。
ルチンには毛細血管を強くする作用をもち、血中コレステロールの濃度を下げれくれる働きがあります。
ルチンが毛細血管を強化してくれるので血栓ができるのを防ぎ、動脈硬化の予防にもなるのです。
7.タンポポ茶
タンポポ茶にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
これらの成分が肝臓を強化する作用がありコレステロールを抑える働きがあります。
また、タンポポに含まれる葉や茎には胆汁の分泌を促進する作用があるため、肝臓における脂質代謝を助ける働きもあるのです。
8.柿の葉茶
柿の葉にはレモンの約20倍ものビタミンCが含まれています。
ビタミンCは病気に対する抵抗力を高めるほかに、血管壁を丈夫にする働きもあるのです。
また、動脈硬化の予防や利尿作用、新陳代謝を高めてくれる働きもあるため高血圧などをはじめとした生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
また、ポリフェノールも含まれているんで抗酸化作用により悪玉コレステロールを血管に吸着させないようにもしてくれるのです。
9.杜仲茶(とちゅうちゃ)
杜仲茶は健康にいいとされるお茶で、ミネラル成分が豊富に含まれています。
このミネラル成分が血中内の中性脂肪を薄めてくれるほかに、コレステロールも体に吸収されるのを予防してくれるのです。
また、ゲニポシド酸という成分が脂肪の分解やコレステロールの吸収を抑え、内脂肪も落としてくれる作用もあります。
さらに利尿作用や老廃物を排出する働きももっています。
10.あしたば茶
あしたば茶には、独自の有効成分であるカルコンが含まれています。
カルコンは血栓を予防する効果があります。
そのため、コレステロールが血管壁に沈着してできた血栓を防ぎ、動脈硬化や高血圧を防ぐ働きがあるのです。
11.小豆茶
小豆茶というのは、小豆を煮た煮汁です。
小豆には、サポニンやポリフェノール、カリウムといった成分が豊富に含まれています。
サポニン
サポニンには強い溶血作用があるため、血栓を溶かしてくれる働きがあります。
そのため、悪玉コレステロールによるドロドロになった血を改善し、動脈硬化を予防してくれる役割があるのです。
ポリフェノール
小豆に含まれているポリフェノールは赤ワインなどに含まれている赤い色素成分で、アントシアニン系色素といポリフェノールの一種になります。
このポリフェノールが血液をサラサラにして、血管を丈夫にしてくれる作用があるのです。
しかも、小豆は赤ワインよりも多くポリフェノールが含まれています。
ちなみに赤ワインは100g中300mgに対し、小豆は460mg含まれています。
カリウム
血液中に押し出された老廃物などを、体外へと排出してくれるのがカリウムの役割です。
体内の余分な水分や老廃物を尿と一緒に出してくれます。
12.生姜紅茶
生姜紅茶は、紅茶にすりおろした生姜を小さじ1/3程度入れるだけでできます。
生姜にはジンゲロンという発汗作用のある成分が含まれており、この成分が血液を芯から温めて新陳代謝を良くしてくれるのです。
代謝が上がることで余分な中性脂肪がエネルギーへと変換されて燃えていきます。
また、生姜には抗酸化作用があり、血中コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する効果があります。
さらに、紅茶には、高血圧の原因といわれるナトリウムを、体外へ排出してくれるカリウムが含まれています。
この作用によって血圧を適正範囲に近づけることも可能です。
なお、生姜紅茶は冷たいものよりも温かい方が効き目が早いそうです。
13.アップルティー
リンゴの赤い皮の部分にはたくさんの栄養成分が含まれています。
リンゴの代表的な成分としてアントシアニン色素があります。
このアントシアニンがコレステロールを酸化させてしまうことを防いでくれるのです。
14.ローズヒップティー
ローズヒップティーには、レモンの約20倍のビタミンCとトマトの9倍のリコピンが含まれています。
スウェーデンのルンド大学の研究によると、肥満体質に人にローズヒップ粉末を6週間摂取してもらった結果、総コレステロール値と悪玉コレステロール値が低下したそうです。
まだ、ローズヒップティーがなぜコレステロール値を改善されるのかまだ解明されていません。
気分をリフレッシュしたいときなど、たまにローズヒップティーを楽しく感じで飲むといいかもしれません。
15.ルイボスティー
ルイボスティーには健康に効果がある成分が豊富に含まれています。
その成分の中にフラボノイドがあります。
この成分が、コレステロールや血圧を低下していく作用があるのです。
また、ポリフェノールの一種であるケルセチンも含まれており、高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用で血流を悪くする活性酸素を抑制してくれるので、動脈硬化予防やコレステロールの減らしてくれる働きがあるのです。
まとめ
この記事はいかがでしたか?
今回は、「コレステロールを下げるお茶」について紹介しました。
コレステロールを下げる成分が含まれるお茶は、以外と多く存在します。
人によって飲みやすいお茶や飲みにくいお茶などがあると思うので、自分にあったお茶を見つけて飲んでみてくださいね。
この記事を読んで、少しでもコレステロールを下げる対策のお役に立てたら幸いです。
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