タクシーは、目的地近くまでスムーズに運んでくれる便利な交通サービスです。
タクシー乗り場以外にもタクシーを利用する方法がいくつかあります。
ここではタクシーの活用方法について解説していきます。
タクシーを呼ぶには?
日本でタクシーが生まれたのは、大正元年(1912年)の事でした。「タクシー自動車株式会社」という会社が、現在の東京都千代田区有楽町に設立され、フォード6台を輸入してお客さんを乗せる旅客営業を開始したそうです。
当時は、「辻待ち自動車」と呼ばれたそうですから、現在のように街中をタクシーが流し運転や駅前でお客さんを待つ呼び方だったのでしょう。
現在、タクシーの呼び方が様変わりしました。
郊外なら電話で呼ぶ、都市部であれば街中を走っているタクシーに手を挙げて停める事もできます。
電話でタクシーの配車を頼んだ場合、「迎車料金」が発生するケースもあります。
さらには、スマートフォンの「タクシー配車アプリ」で近くにいるタクシーを呼ぶ事も可能になりました。ボタンクリックひとつでタクシーを呼べる手軽さが人気です。
タクシー料金の仕組み
タクシーの料金体系は地域によって異なります。
料金体系には大きく3種類あります。
距離制運賃(初乗料金 + 距離ごとの加算)、時間距離併用運賃(時速10km以下で走行した場合時間単位ごとの加算)、時間制運賃の3つです。
距離制運賃の初乗料金は、東京23区では1.052kmで410円、237m毎に80円加算される仕組みですが、長野県では1.458kmで710円、286m毎に100円加算と地域によって仕組みが異なります。
旅行先、出張先など初めての土地でタクシーを利用する場合には、「全国タクシー」、「タクシー料金ナビ」などのアプリが便利です。
料金の概算も配車予約もアプリひとつで完結します。
アプリ以外にもタクシー料金を計算するサイトもあります。
TaxiSiteなどがそれです。
タクシーは予約可能?
忘年会、新年会、さらには通院時の交通手段としてタクシーを利用するシーンは様々です。
利用する時間と乗り降りする場所が分かっていれば、タクシーの事前予約は便利な使い方です。
そのタクシーの予約は意外と簡単なのです。
電話でタクシー会社に予約をしても大丈夫です。利用するタクシー会社にもよりますが、1週間前から当日まで予約可能です。
その際、時刻を指定しての予約には無線迎車料金と予約料金が加算される場合もありますから、電話予約時に確認しておきましょう。また、キャンセル時にもキャンセル料金が発生することもあります。
タクシーの予約で最近トレンドは、やはり、「タクシー配車アプリ」でしょう。
当日でも予約可能で、迎車料金、予約料金が要らないタクシー会社もあります。