シミの種類を徹底解説!それぞれのケア方法もチェック

シミの種類を徹底解説!それぞれのケア方法もチェック

一口にシミといっても、その種類には様々あるということをご存知でしたか?

今回はシミの種類別にその特徴やケア方法を徹底解説いたします!

自分のシミはどのタイプなのか、どんなケアができるのかをチェックしていきましょう。

目次

そばかす

「そばかす」は、小さな茶色いシミが鼻から頬にかけてたくさんできるというのが特徴です。

他のシミと違って遺伝が大きな原因のひとつとして考えられています。

そばかすの多い人が両親のどちらかにいるのなら、それが影響しているのかもしれません。

そばかすは10代までに発症することが多いです。
まだ若いのにシミがたくさんある…とおなやみの方は、そばかすの可能性があります。

そばかすは、白人や色素の薄い方にできやすいという特徴も。

肌が紫外線に弱く、紫外線をたくさん浴びることで濃く浮かび上がるようになります。

遺伝だから仕方ない…とケアを怠っているとどんどん濃く、多くなってしまいますので、早めのケアが大切です。

そばかすのケア方法

そばかすは遺伝的な要因が大きいので、セルフケアで完全になくすことはできないと考えておいていいでしょう。

しかし今以上にそばかすを濃くしない、薄くするということは可能です。

まずは紫外線対策を徹底的に行うようにしましょう。

冬でも、室内でも、雨の日でもつねに紫外線は降り注いています。

こまめに日焼け止めを塗り直す、日頃から日傘をさす、日陰を歩くようにするといった工夫が必要です。

紫外線を浴びてしまったあとはビタミンC誘導体など美白成分入りのスキンケアコスメを利用しましょう。

外から取り入れるだけでなく、ビタミンCやビタミンBなどをサプリメントから摂取するのもおすすめです。

老人性色素班

シミの中でも一般的なイメージが一番強いのがこの「老人性色素班」です。

30代から40代になると多くできる丸い斑点が特徴です。
そばかすはひとつひとつが小さいのに対して、シミは大きく、数も少ないです。

老人性色素班の原因は紫外線。

紫外線を浴びると肌の奥でメラニンが生成されますが、過剰に生成されてしまったりうまく排出できなくなることが原因で肌表面にシミとなって残ってしまうようになります。

また、ホルモンバランスの乱れやストレスなどもシミができる原因に。

肌の生まれ変わりの周期であるターンオーバーが乱れてしまい、シミができやすくなると言われています。

老人性色素班のケア方法

老人性色素班のケア方法は、まずは日常的な紫外線対策が必要です。

メラニンの生成を防ぎ、今以上にシミが増えない、濃くならないようにしていきましょう。

できてしまったシミには、美白成分入りのスキンケアコスメがおすすめです。

これらは完全に老人性色素班をなくしてくれるわけではありませんが、今以上にシミが濃くならないように予防してくれる力があります。

メラニンを含んでいる角質を取り除くために、ピーリングを定期的に行うのもおすすめ。

肌表面に色素沈着としてシミが残ってしまう前に、優しく取り除いてあげましょう。

また、日常生活の見直しも効果的です。

良質な睡眠を取ることで成長ホルモンがたくさん分泌され、お肌のターンオーバーが正常に近づきます。

睡眠時間が取れないという方は、寝る前にスマホを触らない、暖かい飲み物を飲むなどしてぐっすり眠れる工夫をしてみましょう。

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肝斑

頬や目の下に左右対称に大きくシミが広がるのが「肝斑」の特徴です。

30代から40代ごろに多く出てくるようになり、薄い褐色をしています。

肝斑の原因は、ホルモンバランスの乱れによるところが大きいと考えられています。

ピルの服用や妊娠によってホルモンバランスが乱れると、若くても肝斑の症状が出ることがあります。

閉経後、高齢になると薄くなっていくという特徴も。

精神的なストレス、心労もホルモンバランスに影響を与え、肝斑ができやすい原因となっています。

肝斑のケア方法

肝斑はホルモンバランスの乱れによってできると言われており、一般的なセルフケアでは肝斑をケアすることはできません。

漢方や皮膚科で処方される内服薬で徐々に肝斑を薄くしていくことは可能ですので、早めに相談することをおすすめします。

ひどくなってしまった場合は、美容皮膚科でレーザーなどで治療をしていかなければなりません。

治療費も高額になりますし、ダウンタイムを取る必要もあります。

自宅でできる肝斑の予防方法としてはまずはホルモンバランスを整えること。

市販の漢方などで整える方法もありますし、食生活、生活習慣を見直すことでも整えることは可能です。

また、肝斑は紫外線や摩擦によって濃くなることも。

他のシミと同じく紫外線対策はしっかり行いましょう。

また、クレンジングやマッサージなどでこすりすぎるのもNGです。

炎症性色素沈着

「炎症性色素沈着」はニキビやアトピー、やけどのあとが肌に残ってしまうシミの一種です。

他のシミが点々と浮かび上がってくるのに対して、炎症性色素沈着はその原因となる症状の出た場所に傷跡のように広範囲の残るのが特徴です。

ニキビを潰したり、引っ掻いたり、やけどなど、外的刺激の影響を受けてできると考えられています。

しかしターンオーバーが正常に働いていれば時間の経過とともに薄くなっていくこともありますので、体の内側からのケアも大切です。

炎症性色素沈着のケア方法

ニキビやアトピー、やけどなどが起きた肌は非常にデリケートです。

紫外線による刺激にも敏感になっているので、とくに入念に紫外線対策をするようにしましょう。

炎症性色素沈着は、ターンオーバーによって徐々に薄くなるという特徴がありますが、このターンオーバーが正常に行われないといつまでも肌表面に残り、消えにくくなってしまいます。

そのため、ターンオーバーを正常に近づける努力も大切です。

肝斑と同じくホルモンバランスを整えることの他、ビタミンやタンパク質を摂取して健康的な肌を目指すようにしていきましょう。

さらに、肌表面に残った古い角質を取り除くために、定期的にピーリングを行うのもおすすめです。

あまりやりすぎると摩擦となって余計に色素沈着を悪化させてしまう可能性もありますので、週に1回程度、優しい力で行うようにしましょう。

脂漏性角化症

シミの中でもイボのように盛り上がったシミが「脂漏性角化症」です。

褐色のもの、黒色のものもあります。

シミの角化が進んだもので、数ミリ程度のザラザラした感触があるのが特徴です。

遺伝が原因と言われていますが、加齢とともに出現することが多いです。

こちらも紫外線を浴びることでできやすくなります。

脂漏性角化症のケア方法

脂漏性角化症をこれ以上悪化させないためには紫外線対策、スキンケアの徹底、生活習慣の改善などがおすすめですが、どれも症状の改善まではしてくれません。

脂漏性角化症を治すには、皮膚科や美容皮膚科での治療が必要になります。

脂漏性角化症の除去にはレーザーによる治療が一般的です。

保険適応のものもありますので、一度医師に相談してみましょう。

レーザー治療のあとは塗り薬や飲み薬で色素沈着を予防していくという方法が一般的です。

あなたはどのタイプ?種類別にシミをケアしよう

シミの種類とそのケア方法をご紹介いたしました。

シミといっても様々な種類があり、ケアしやすいものから本格的な治療が必要なものまでたくさんありましたね。

自分のシミの種類を見分けることでもっとケアもしやすくなります。

あなたのシミに合ったケアで、シミを薄く、できにくくしていきましょう。

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この記事を書いた人

「健康管理」を通じて、「自分や家族の健康を守り、日常生活を楽しく穏やかに暮らす」ことをコンセプトに情報を発信していきます。

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