紫外線が強くなって来る時期。うっかり長時間外に出て日焼けをしてしまったということも多くなりますよね。
日焼け後にはしっかり美白ケアを行うことが大切です。
日焼け後のお肌をそのままにしておくと、シミ、しわ、くすみなど様々な肌トラブルの原因となってしまいます。
日焼け後の美白ケアにおすすめの方法を紹介いたします。
日焼けと美白の関係性
美白スキンケアアイテムの目的は「メラニンの生成をおさえてシミ、ソバカスを防ぐ」というもの。
つまり、肌そのものを白くするのではなく今後の肌トラブルを予防する意味合いが強いです。
一般的な化粧品や医薬部外品ではこれ以上の効能を期待することはできません。
日焼けをしてしまっても「美白ケアをしているから大丈夫」というわけではなく、日ごろから日焼けをしないように対策をとることが大切。
さらに美白ケアを取り入れることで、より美しいお肌を手に入れることができるのです。
しかし紫外線が強い季節では、しっかり紫外線対策をしているつもりでもどうしても日焼けしてしまうこともあります。
そんなときにはいつもより念入りに美白ケアをして、また翌日からしっかり紫外線対策を続けることをオススメします。
紫外線とシミの関係性
紫外線を浴びるとシミになる、と言われていますが、そのメカニズムをご存知ですか?
紫外線を浴びると、肌の奥では活性酸素が発生します。活性酸素はある程度の量ならお肌を紫外線から守ってくれます。
紫外線は虫くらいなら殺してしまうくらい刺激が強く、お肌にとっても悪影響。それを察知し、肌を守るために活性酸素が発生、さらにその活性酸素がメラノサイトに刺激を与えます。
メラノサイトはシミの原因となるメラニンを生成する箇所。
一気に日焼けをしてメラニンが過剰に作られてしまうことで、肌からうまく排出されなかったメラニンがシミとなってお肌に残ってしまうのです。
日焼け後は3日以内に美白ケアを!
日焼けをしてしまったら、すぐに美白ケアを始めることが大切です。
ある実験では、紫外線を浴びてから3日後からメラニンの生成が始まるという結果が出ています。
日焼け後美白ケアをしていれば、その生成も抑えることができます。
また、日焼けした当日だけでなく日焼けの症状が治まり、肌が安定するまでもしっかり美白ケアを続けることが大切。
できることなら夏場など紫外線が強い季節だけでなく、1年を通して美白ケアを続けていくのが理想的です。
日焼け後の美白ケア①
冷やす
ここからは日焼け後の美白ケアにおすすめのステップをご紹介します。
日焼け後、まず第一に行ってほしいのが冷却です。
日焼け後の肌は軽くやけどをしているのと同じ状態。熱を持っているのを自覚できる場合もあります。
この熱を冷却しないままでいると水分が蒸発しやすくなります。
肌の乾燥は外的刺激からダメージを受けやすくなる、さらに保湿しても内側から水分が逃げやすくなる原因に。
保湿ケア、美白ケアを取り入れても、しっかり体を冷やすことができていないと無意味なものになってしまうかもしれません。
冷たい水でシャワーを浴びる、水で濡らしたタオルをあてる、保冷剤で冷やすなどして、日焼けのひどい部分を冷ましてあげてください。
日焼け後の美白ケア②
保湿する
日焼け後いきなり美白スキンケアアイテムを使うのではなく、まずは保湿をいつもより丁寧に行うことを心がけましょう。
先ほどもご紹介したように、日焼け後は肌の水分が蒸発しやすい状態です。
化粧水でお肌に水分を与えたら、その後は乳液、クリームなどで水分が逃げないようにしてあげましょう。
お風呂上りだけでなく、眠る前、起きたあとなど、こまめに塗り直してあげるのもおすすめです。
化粧水は冷蔵庫で冷やしたものを利用すると、お肌の冷却にも役立てることができます。
日焼け後はケチらず、たっぷり使うようにしましょう。
日焼け後の美白ケア③
水分を取る
日焼け後は水分が蒸発しやすい状態。体の外側からだけでなく、内側からも保湿ケアをする必要があります。
その一番の方法は水分補給。お水を飲む習慣があまりないという人でも、1日1.5リットルから2リットルくらいのお水を飲むようにするといいと言われています。
体内に水分が十分にあることで、お肌も潤った状態をキープできます。
また、水分が体内にたっぷりあると老廃物の排出もされやすくなり、お肌のターンオーバーにも効果的。
ターンオーバーがしっかりできていないとシミの原因になってしまいますので、日焼け後でなくてもお水は普段からしっかり飲むようにしてくださいね。
日焼け後の美白ケア④
美白スキンケア
美白スキンケアアイテムを使い始めるのは、日焼けの症状が落ち着いてきてからで大丈夫です。
赤み、痛み、水膨れ、皮むけなどが起きているときはお肌は非常にデリケートな状態ですので、刺激の強い美白ケアアイテムは使わず、肌に優しい素材でできている保湿アイテムをしっかり使うことを心がけましょう。
美白スキンケアの中でもおすすめの成分がビタミンC誘導体。メラニンの生成を抑えるだけでなくターンオーバーを促進する、毛穴の開きを予防するなど様々な嬉しい効果があります。
しかしビタミンC誘導体はさっぱりした使い心地が特徴的。乾燥肌の方はつっぱったり違和感を感じるかもしれません。
美白成分入りのスキンケアアイテムは他にも乾燥が気になるものが多いので、その後の乳液、クリームに保湿力の高いものを選ぶのがおすすめです。
日焼け後の美白ケア⑤
食事
体の内側から日焼け後の美白ケアをすることも可能です。
水分補給の他に、食事内容にも気を付けるようにしましょう。
健康的なお肌を作るのに欠かせないのがビタミンやミネラル。
- トマト
- パプリカ
- いちご
- レモン
- グレープフルーツ
などの野菜や果物を積極的に食べてください。
また、メラニンの原因となる活性酸素の発生を抑えるには、抗酸化作用の高い食べ物を食べるのもおすすめ。
- ナッツ
- アボカド
- ごま
- トマト
- バナナ
などには抗酸化作用の高い成分が豊富に含まれていると言われています。
日焼け後の肌はダメージを受けている状態です。
お肌を修復するためには様々な栄養が必要に。偏った食生活をせず、バランスのいいメニューを心がけるようにしてくださいね。
日焼け後の美白ケア⑥
睡眠を取る
日焼け後の美白ケアとして見逃せないのが睡眠。
人は眠っている間に脳から成長ホルモンを分泌して、体のさまざまな部位のダメージを修復しています。日焼けしたお肌もその対象です。
また、この成長ホルモンは肌の新しい細胞を作り、古い角質をはがすターンオーバーの役割も担っています。
睡眠時間が短い、睡眠の質が悪いと、充分にこの成長ホルモンが分泌されず、なかなかお肌を修復することができません。
しかし反対にしっかり質のいい睡眠を取ることができれば、日焼けによるダメージをより早く修復し、シミのできにくい綺麗なお肌を目指すことができます。
日焼け後はいつもよりしっかり睡眠時間を確保できるようにしましょう。
日焼け後の美白ケアで肌印象が変わる
日焼け後に行ってほしい美白ケアについて紹介いたしました。
美白ケアというと美白スキンケアアイテムの印象が強いですが、それ以外のちょっとした習慣も美白ケアにはつながります。
水分補給をしっかりする、睡眠時間を確保するなど、お金がかからずすぐに取り組めることもたくさんありますので、日焼けしてしまった!と思ったらすぐに実践するようにしてみてくださいね。
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