薄毛の悩みが男性だけでなく、女性も年々増えてきています。
また、育毛剤商品も女性専用のものが多く発売されおり、何を基準に選んでいいのか悩んでいませんか?
ここでは、女性専用の育毛剤を選ぶ基準についてご紹介します。
効果がある育毛剤を選ぶには薄毛の原因を把握することが大切
女性が薄毛になる原因は1つだけでなく、さまざまな要因が絡み合って起こることが多いのです。
自分の薄毛タイプにあった育毛剤を選ぶため、まず髪のボリュームがなぜ減ってしまったの把握しましょう。
一般的な原因は次の通りです。
- 加齢
- 女性ホルモンの乱れ
- 産後の脱毛症
- ストレス
- 血行不良 など
このような原因で、薄毛を引き起こすことが多いのです。
もし自分で原因を判断することが難しい場合は、薄毛外来やAGAなどを専門としている病院などで診察を受けましょう。
最近では、女性専用の薄毛外来などもあるので、一般病院へは行きづらい人にオススメです。
育毛剤には医薬品タイプとと医薬部外品タイプがある
育毛剤を購入するときに、気をつけることがあります。
育毛剤には、「医薬品」タイプと「医薬部外品」タイプがあるのです。
この2つのタイプは似ているようで、かなり違いがあります。
そのため育毛剤のタイプをしっかりと理解することが大切です。
1.医薬品の育毛剤の特徴
医薬品とは、安全性が確保できる成分が配合されたものです。
同じような名称で「医療用医薬品」がありますが、こちらは医師が診断して処方してもらいます。
医薬品は、自分で症状を判断してドラッグストアなどで購入することが可能です。
さらに厚生労働省より、育毛剤に配合されている有効成分の効果が認められています。
2.医薬部外品の育毛剤の特徴
医薬部外品とは、厚生労働省が許可した効果や効能に有効な成分が、ある程度配合されたものです。
医薬品と比べると効果は低く、どちらかというと予防目的で作られています。
医薬部外品という名称のほかに、「薬用」という表記であらわしているものがありますが、基本的に医療用医薬品も薬用も同じです。
3.化粧品
医薬品や医薬部外品のほかに「化粧品」という表記も存在します。
化粧品とは、医薬部外品よりも効果が低く、清潔にしたり健やかにするなどといった目的のものとなります。
また医薬部外品では認められている、効能や効果の記載が認められていません。
そのためパッケージに記載されている成分表をみて、自分自身でどんな効果が期待できるか理解する必要があります。
女性の薄毛に効果が期待できる育毛成分
女性の薄毛対策は、男性と同じ育毛成分で対策をしても効果が期待できません。
女性の薄毛対策に有効な成分というものが存在しているので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
頭皮の血行を良くする成分
頭皮の血行促進に有効とされている成分は次の通りです。
- センブリエキス
- ニンジンエキス
- ビタミンE
- トウキエキス
- シャクヤクエキス
- ショウキュウエキス
- トウガラシエキス
- 緑茶成分
女性の薄毛の原因として、血行不良があげられます。
女性を男性と比べると、貧血になりやすく、冷え性の人も多い傾向にあるのです。
そのため全体的に血液が足りず、毛細血管まで血液が巡りません。
血液の巡りが悪いと、頭皮に対しても血液が届かず、栄養や酸素が不足してしまうのです。
その結果、髪が細くなったり、新しい髪が生えにくくなってしまい、徐々に薄毛が目立つようになってきます。
したがって頭皮の血行をよくすることで、育毛効果が期待できるわけです。
ホルモンバランスを正常にする成分
ホルモンバランスを正常にする成分として、男性ホルモンの分泌を抑制する成分と女性ホルモンを整える成分の2つがあります。
男性ホルモンの過剰分泌を抑制する成分
- チョウジ
- 黄金リキッド
女性ホルモンを整える成分
- カンゾウ
- カッコン
- オトギリソウエキス
- びわの葉エキス
- フランボステロン
- ヒオウギ
女性ホルモンのバランスが崩れることで、薄毛が進行することがあります。
また男性ホルモンが過剰分泌してしまうと、皮脂量が増えて毛穴が詰まったり、男性型脱毛症になることも。
そのため男性ホルモンを抑えたり、女性ホルモンがしっかりと分泌させるよう身体を整えることで、薄毛対策や改善につながります。
まとめ
女性専用の育毛剤を選ぶときは、薄毛の原因にあったものを選ぶことが大切です。
また通販で育毛剤を購入できますが、その場合は返金保証の有無や定期購入縛りがないか、しっかりとチェックするようにしましょう。