老眼症状が改善するトレーニング3つのテクニック

老眼症状が改善するトレーニング3つのテクニック

老眼は食生活による栄養を取り入れて予防をする他に、トレーニングでも目の老化を予防することができます。

アメリカの研究では7日間続けるだけで効果を実感した人もいるほどです。

この記事では、老眼改善に効果的なトレーニング方法 について紹介していきます。

目次

老眼はトレーニングすることで良くなるの?

そもそも、老眼はトレーニングすることで良くなるの?

老眼を回復させるためのトレーニング方法は、色々な研究機関で進められているのが現状です。

カルフォルニア大学とブラウン大学の研究で、平均年齢が22歳と71歳の2つのグループを対象に、7日間トレーニングを実施してその結果を分析したそうです。

トレーニング後、視力検査をおこなったところ、高齢者のグループの方が著しい視力回復がみられ、コントラストの見分け能力も若者並に改善していたそうです。

また、高齢者では近くの物を、若年者では遠くの物を見るときの視力の改善が大きかったとの報告がありました。

しかし、緑内障などの目の病気には効果がないそうなので、純粋に老眼だけの人が効果を得ることができるそうです。

このような研究報告も出ているので、老眼に効果的なトレーニングを7日間やり続ければ実感することができるといえます。

やらないよりは、やった方が目の疲れもとれるので、時間があれば毎日トレーニングするといいかもしれません。

老眼トレーニングで老眼の予防に期待ができる

老眼の予防に期待ができる老眼トレーニング

老眼の仕組みでも少し説明しましたが、老眼は加齢による老化現象なので、トレーニングによって完治することはありません。

しかし、老眼トレーニングをすることで目の老化スピードを緩やかにすることは可能です。

これから紹介するトレーニング方法を週に2~3回程度続けることで、老眼からくる頭痛や肩こり、眼精疲労などを軽減し、老眼の進行を遅らせることができるので試してみてください。

1.眼筋トレーニング

ピント調節力に欠かせないのが毛様体と呼ばれる筋肉です。

この毛様体筋を鍛えることによって、水晶体の厚さ調節機能の衰えを予防する効果が期待できます。

線なぞりトレーニング

線なぞり」のトレーニングは、スタート地点からゴール地点まで、眼球のみ動かして線をなぞるように動かすトレーニング方法です。

普段、意識して動かさない目の周りの筋肉が鍛えられ、老化防止につながります。

線なぞりトレーニング

数字探しトレーニング

数字探し」のトレーニングは、①から⑳までの数字を順番に、指さし行為を行い指した数字をきちんと目でピタリと止めるトレーニングです。

慣れてきたら、徐々にスピードアップさせていきましょう。

タイマーで○秒以内と制限時間を設けると楽しく行うことができます。

数字探しトレーニング

8点グルグル体操

8点グルグル体操 」のトレーニングは、顔は動かさず目だけをグルグルと回旋させるトレーニングです。

やり方はとても簡単で、仕事のちょっとした合間にやることができます。


  1. 顔を正面に向けて、目だけを力一杯上に向けます。
  2. 力が入った状態で上下、左右、斜めの計8ヶ所をしっかり凝視しながら目を回旋させていきます。
    (目をぐるりと回転させるのではなく、1点1点対象を決めて8ヶ所を順番に目で凝視するのがコツです。)
  3. 時計回り、反時計回りを各1周したら完了です。

この8点グルグル体操は、緊張で凝り固まった目の筋肉を緩ませる効果があります。

ちょっと眼精疲労を感じたら行ってみるといいでしょう。

2.調節力トレーニング

調節力トレーニングは、近くの物と遠くの物を交互に見てピントを合わせていくトレーニングです。

このトレーニングを行うことで目の筋肉である毛様体を鍛える効果が得られます。

また、凝り固まった毛様体をほぐしてくれる効果もあります。

遠近平面調節トレーニング

遠近平面調節」のトレーニングは、あいうえお順に目で文字を探すトレーニングです。

大きな文字は近くにあると感じ、小さい文字は遠くにあると脳が感じるので、平面上でも調節力トレーニングができるのが、このトレーニング法のメリットです。

遠近平面調節トレーニング

遠近焦点調節トレーニング

遠近焦点調節」のトレーニングは、目の疲れを解消したり、目の筋肉も毎日続けることによって鍛えることができます。

やり方もとても簡単です。


  1. 腕を伸ばして親指を立てます。
  2. 立てた親指の爪を1秒間凝視します。
  3. 次に視線を遠くに向けてなるべく立てた親指と同じ高さにある物を目印にしてそれを1秒間凝視します。
    (親指と遠くの対象物は一直線になるようするのがポイントです)
  4. あとは②と③を30回程度繰り返し行います。

眼精疲労が酷いときになどは1日に数回やると目のコリがほぐれやすくなります。

3.眼筋運動

眼筋運動は、目だけなくその周辺の筋肉も鍛えられるので、老眼予防の他に、老け顔予防にも効果があります。

目ぱち運動

目ぱち運動」は、スマホの見過ぎやパソコンによる目の疲れを解消してくれる、簡単な運動です。


  1. 目を正面に向けて、約2秒間、目を強くつぶります。
  2. そのあとパッと目を大きく開いてこれも2秒間行います。

この動作を3~5回程度やるだけで、目の血行がよくなり、目がスッキリします。

何度やっても問題なので、目をスッキリさせたいときにやってみてください。

動体視力トレーニング

動体視力も、加齢とともに衰退してしまいます。

特に車の運転をしている人は、道路標識を見落としやすくなってしまうこともあります。

この動体視力も、トレーニングをすることで鍛えることが可能です。

親指追いかけトレーニング

親指追いかけ」トレーニングは、初心者向けのトレーニング方法となります。


  1. 親指を立てて、左右にゆっくり振ります。
  2. 目で振っている親指の爪を目だけで追います。
  3. 慣れてきたら、速度アップして目の動体視力を鍛えていきます。

自分で振る早さになれてきた場合は、メトロノームを使って動体視力トレーニングをしたり、電車通勤の人は窓の外に見える看板の文字など目で追うと動体視力の訓練につながります。

まとめ

今回ご紹介した老眼予防のトレーニング方法は、誰でも簡単にできるものを中心にまとめてみました。

トレーニング以外にも本屋に行くとマジカルアイという視力を回復させる本などが売っているので試して挑戦してみるのもいいでしょう。

この記事を読んで、少しでも老眼の解消のお役に立てたら幸いです。

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この記事を書いた人

自身の体調不良をきっかけに、健康の大切さを知り、健康管理の分野を学ぶ。より深い知識を身につけるため、健康管理能力検定3級・2級資格を取得し健康管理アドバイザーになる。少しでも健康に興味を持ってもらえるよう、分かりやすく役に立てる情報を発信するよう努めてまいります。

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