郵便局は全国各地にあり、利便性の高いサービスです。
しかし扱っているもの多く、利用するにも複雑なイメージを持たれている人も多くいます。
ここでは郵便局のサービスについて詳しく解説していきます。
郵便局の追跡サービスとは
郵便局の追跡サービスは、届け先に出した郵便物など、きちんと配達されているかどうか調べることができるサービスです。
「郵送した荷物が先方に配達されたか知りたい」
「いつ荷物が届くのかおおよその日程を知りたい」
ときに追跡サービスを利用すると便利です。
追跡番号のお問い合わせ方法
追跡サービスのお問い合わせ方法はとても簡単です。
- 日本郵便の公式サイトにある「追跡サービス」をクリック
- 郵便追跡サービス画面にある「個別番号検索」をクリック
- 表示された画面にある「お問い合わせ番号」に番号を入力して「追跡スタート」をクリックして完了
これでお問合せ番号に該当する郵便物(荷物)が、どの郵便局を経由して配達されたかを知る事ができます。
レターパックも追跡サービスが利用できる
レターパックは、全国料金が一律でポスト投函による差し出しが可能な便利な郵便物サービスです。
レターパックには「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類があります。
どちらのレターパックも追跡サービスの利用が可能です。
レターパックの場合、表紙のやや下部分に「はがして差出し」と記載された箇所があります。
その下にQRコードと追跡番号が記載されたシールが貼られているので、差し出すときはシールをはがします。
投函後、シールに記載されたお問い合わせ番号を追跡サービスで入力することで、現在どの郵便局まで経緯したか確認ができます。
そのためレターパックを利用するときは、必ずシールを忘れずにはがすようにしましょう。
追跡サービスの対象
追跡サービスが利用できる配送物は下記となります。
【郵便物】
- 一般書留
- 現金書留
- 簡易書留
- 特定記録郵便
- レターパック
- レタックス
- 配達時間帯指定郵便
- 新特急郵便
【荷物】
- ゆうパック
- ゆうパケット
- クリックポスト
【国際郵便物】
- EMS
- 国際小包
- 国際書留・保険付
郵便局の切手の種類
郵便局で取り扱っている切手は、主に4種類あります。
- 普通切手
- 特殊切手・ふるさと切手・グリーティング切手
- オリジナルフレーム切手
- オリジナル切手
普通切手
普通切手は、郵便局窓口やコンビニなど常時販売している切手です。
さまざまな郵便料金に対応しています。
また慶事用や弔事用などの切手も取り扱っています。
切手の購入は、公式サイトのオンラインストアからでも購入可能です。
特殊切手・ふるさと切手・グリーティング切手
特殊切手・ふるさと切手・グリーティング切手は、季節限定のデザイン切手や各種テーマやシリーズなどといった切手です。
記念切手の発行日などは、公式サイトからチェックすることができます。
こちらの切手は、使用目的よりも収集目的の人が買うことが多いです。
オリジナルフレーム切手
オリジナルフレーム切手は、全国にある郵便局がご当地キャラクターや観光名所などといったイラストや風景をフレームにして販売している切手です。
地域限定のものが多く、店頭購入が主なので入手する場合は、その地域にある郵便局で購入することになります。
オリジナル切手
オリジナル切手は、お気に入りの写真やイラストを入稿することで、世界に一つだけのオリジナル切手シートを作成してくれます。
たとえば、結婚記念日や赤ちゃんの誕生記念など、さまざまな用途目的で作るれるので、プレゼントとしても喜ばれます。
申し込みは窓口かインターネットで可能です。
注文からお届けまでは約3週間程度となります。
普通切手の料金一覧
現在郵便局で発売している普通切手の料金は次の通りです。
- 1円普通切手
- 2円普通切手
- 3円普通切手
- 5円普通切手
- 10円普通切手
- 20円普通切手
- 30円普通切手
- 50円普通切手
- 62円普通切手
- 82円普通切手
- 92円普通切手
- 100円普通切手
- 120円普通切手
- 140円普通切手
- 205円普通切手
- 280円普通切手
- 310円普通切手
- 500円普通切手
- 1000円普通切手
- 慶事用62円普通切手
- 慶事用82円普通切手
- 慶事用92円普通切手
- 弔事用62円普通切手
さまざまな金額の切手を購入する場合は、コンビニよりも郵便窓口で購入したほうが取扱数が多いのでオススメです。
まとめて購入する場合は、オンラインストアで購入するといいでしょう。
ただし購入金額5,000円以下だと送料が720円かかるので注意してください。
郵便局の営業時間
郵便物の発送や受け取りで利用する郵便局窓口の営業時間について、実は日本全国統一の営業時間ではありません。
多くは平日8時から17時まで、大きな郵便局なら19時までやっています。
土曜は15時で窓口は閉まり、日曜は取り扱いしていません。
ゆうゆう窓口なら営業時間外でも対応
一部の郵便局に限られますが、ゆうゆう窓口がある郵便局であれば営業時間外でも窓口利用が可能です。
対応している内容は下記の通りです。
- 郵便物・荷物の発送
- 郵便物・荷物の受け取り
- 速達・書留の差し出し
時間は地域によって異なりますが、都市部では24時間営業しているところもあります。
ゆうゆう窓口がある郵便局は公式サイトで調べることが可能です。
ゆうゆう窓口検索:https://www.post.japanpost.jp/shiten_search/
郵便局のATM営業時間
郵便局などにある「ゆうちょATM」の営業時間は、各地域の郵便局によって異なります。
主な時間帯は次の通りです。
平日 | 7時から21時 |
土曜日 | 9時から17時 |
日曜日 | 9時から17時 |
都市部などであれば、0時5分から23時55分まで利用できるところもあります。
ただし日曜祝日や取引時間などによって手数料が発生するので注意しましょう。
郵便局の転送届けのやり方
郵便物や荷物を引っ越し先の住所で受け取りたい場合には、郵便局へ転居届を出しておきましょう。
無料で1年間、新しい住所に旧住所宛ての郵便物を転送してくれるサービスです。
転送届けのやり方には二通りあります。
まず、郵便局の窓口で転送届けをする場合には、最寄りの郵便局へ転居届をします。
本人確認に必要な提出者本人の運転免許証、各種健康保険証などを用意し、転居者の旧住所を確認できる運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードまたは住民票等、官公庁・自治体が発行した住所の記載があるものを郵便局へ持参し、転居届を出せば完了です。
もうひとつ、転送届けのやり方として「e転居サービス」を利用する事もできます。
パソコン、スマホなどインターネットで転送届けができるサービスですから、24時間、郵便局へ行かなくても転送届けが完了します。
先述の日本郵便のHPから、「 郵便・荷物」⇒「転居・転送サービス」⇒「インターネットでの転居届けのお申し込みはこちら」で手続きができます。
まとめ
郵便局は意外と多くのサービスを取り扱っています。
上手く利用することで、宅配便よりもお得になることも。
郵便局と宅配便など上手く使い分けて活用するようにしましょう。