花粉の飛散時期はいつから?花粉カレンダーで把握して早期予防

花粉の飛散時期はいつから?花粉カレンダーで把握して早期予防

花粉症はスギ花粉が代表的なアレルギー症状ですが、その他の植物でも花粉症に悩まされている人も多くいます。

花粉症対策の基本として、花粉シーズンに突入する2週間前までに予防対策を始めることで、通常よりも症状を抑えることができます。

今回は、花粉症の原因となる花粉の飛散時期についてご紹介します。

目次

花粉症の原因となる花粉は約60種類もある

花粉症の原因となる花粉は約60種類もある

花粉症は、樹木や草花の花粉が原因で、さまざまな症状を引き起こす現代病ともいえます。

主にスギやヒノキに対してアレルギー症状をもっている人が多いです。

しかし、スギやヒノキ以外にも「シラカンバ」や「ハンノキ」、「カモガヤ」、「ブタクサ」、「ヨモギ」など、約60種類もの花粉が花粉症を引き起こすといわれています。

花粉症は毎年決まった時期に花粉が飛散してアレルギー症状を起こしているわけです。

なので、いつ頃どの花粉が飛散するのか時期を把握することで、早めに予防対策をすることができます。

花粉カレンダーで花粉の飛散時期を知る

政府広報オンライン」に、花粉カレンダーが記載されています。

こちらのカレンダーをまず参考にすることで、自分がどの花粉アレルギーなのか推測することも可能です。

もちろん、すでに花粉症で悩まされている人は、どの時期から始まるのか把握して、早めの花粉症対策を行うことができます。

花粉カレンダー

出典:政府広報オンライン

スギ花粉の飛散量の変化について

スギ花粉は、毎年花粉の飛散量が変化して、花粉症の症状がつらい年もあれば、軽い年もあります。

その差は、前年の夏の気候に左右されるといわれているのです。

気温が高く雨が少ない夏の翌年は、花粉の飛散量が多くなり、その逆だと花粉の飛散量は少なくなります。

スギ花粉は飛散量が変化しますが、基本的に花粉を多く飛散される樹木なので、ピーク時となる3月はしっかりと花粉症対策をするようにしましょう。

ヒノキ花粉の飛散にも注意しよう

最近、スギ花粉とともヒノキ花粉にもアレルギー症状が起きる人が増えています。

この原因は昭和50年ころにスギ以上にヒノキが植林されているからです。

ヒノキは約25年から35年経つと花粉の生産量がもっとも多くなります。

ヒノキ花粉の時期は、スギ花粉が飛散し始めてから1ヶ月から1ヶ月半遅れてやってくるのです。

もし、4月以降も花粉症の症状が治まらないようであれば、ヒノキ花粉に対してもアレルギー症状があるかもしれません。

きちんと知りたい場合は、病院でアレルギー検査をするようにしましょう。

花粉の飛散情報を正しく把握する方法

花粉の飛散情報を正しく把握する方法

花粉の飛散情報は「日本気象株式会社」が提供している「花粉飛散開始情報」で全国主要都市の飛散情報を詳しく知ることができます。

またリアルタイムで把握した人には、「環境省」が提供している「環境省花粉観測システム」で把握することができるので、利用するといいでしょう。

環境省花粉観測システム

出典:環境省花粉観測システム

これらの花粉情報を出かける前にチェックして、どの程度花粉対策をして外出すべきか簡単に把握することができるのでオススメです。

花粉の飛散時期に入ったときの対策方法

花粉の飛散時期に入ったときの対策方法

花粉の飛散時期に入ったら、とにかく体内に花粉が入り込まないよう徹底的に対策するようにしましょう。

マスクと花粉対策用メガネは必須アイテムなので、なるべく早いうちから準備しておくと品切れで慌てる心配がありません。

自宅に居るときは、なるべく換気はせず、その代わりに空気清浄機を使用しましょう。

最近の空気清浄機は花粉モードがあったり、空気をきれいにしてくるものなどがあるので、なるべくしっかりと空気をきれいにしてくれるものを選んでください。

また、加湿器も同時に運転させることで花粉が舞うことを防いでくれます。

あとはこまめに床掃除をすることで、花粉を取り去ることができるので、面倒くさらずに行いましょう。

まとめ

花粉の飛散時期を知ることで、いつから始まり、いつ終わるのか予測が立てられるので、花粉症対策がしやすくなるメリットがあります。

スギ花粉の場合、2月頃からアレルギー症状が出始める人もいるので、1月中に花粉対策の準備を始めるようにしましょう。

この記事を読んで、少しでも花粉症予防のお役に立てたら幸いです。

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この記事を書いた人

自身の体調不良をきっかけに、健康の大切さを知り、健康管理の分野を学ぶ。より深い知識を身につけるため、健康管理能力検定3級・2級資格を取得し健康管理アドバイザーになる。少しでも健康に興味を持ってもらえるよう、分かりやすく役に立てる情報を発信するよう努めてまいります。

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