- 祝福
- 聖夜
- 幸運を祈る
ポインセチアの、赤や白などといった色が付いた部分は「苞(ほう)」であり、花は苞の中心にある小さな黄色い部分のところです。
元々は赤のみだったポインセチアも、品種改良が進み、白色やピンク色も見かけるようになりました。
ポインセチアの花言葉や由来、開花時期など解説していきます。
ポインセチアの花言葉

ポインセチアの花言葉は次の通りです。
- 祝福
- 聖夜
- 清純
- 幸運を祈る
- 私の心は燃えている
ポインセチアは、原産地であるメキシコで「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれています。
17世紀に宣教師たちが、クリスマスの時期に真っ赤に色づくポインセチアを「清純なキリストの血」を表しているとして、クリスマスの飾りに使ったとされています。
ポインセチアの花の由来
ポインセチアは、19世紀に植物学者の「J・R・ポインセット」が、ポインセチアを発見して品種改良を行った功績を讃えて名付けられたとされています。
ポインセチアの特徴
ポインセチアは、濃い緑の葉っぱと真っ赤に染まる苞葉(ほうよう)が美しいのが特徴です。
クリスマスの時期に華やかに飾る植物のため、シーズンになると鉢物として出回りはじめます。
花となる部分は、中央にある黄色の小さな塊のところです。
花の周りにある苞葉(ほうよう)は、日が短くなると色づきます。
ポインセチアのデータ

学名 | Euphorbia pulcherrima |
分類 (科/属名) | トウダイグサ科トウダイグサ属 |
原産地 | メキシコ |
別名 | ショウジョウボク(猩猩木) |
開花時期 | 11〜3月 |
花色 | 赤、ピンク、黄色、マーブル模様など |
花もち | 5〜10日程度 |
誕生花 | 12月22日、12月25日 |
用途 | 切り花、鉢植え |
香り | 無香 |
ポインセチアの栽培方法
ポインセチアは、日当たりのよい場所に置いて、控えめに水やりをしつつも、水切れすると落葉するので小まめに確認するようにしましょう。
室内で管理する場合は、夜には寒くなりすぎないところに移動させてください。
春になったら10〜15cmの高さで切り戻し、屋外の日当たりのよい場所に置いておきましょう。
新芽が出てきたら植え替えをおこない、2ヶ月に1回程度、緩効性化成肥料を施し枝が伸びてきたら摘芯をしてください。
ポインセチアは、日が短くならないと花芽がつかないため、9月下旬頃から短日処理(夕方〜朝方まで段ボール箱などで被せて暗くする)を行うと苞葉(ほうよう)が色づいてきます。