オリーブオイルには不飽和脂肪酸を多く含まれています。
不飽和脂肪酸を摂取することで、中性脂肪を下げる効果が期待できるのです。
ただオリーブオイルの種類によって得られる効果が変わってきます。
ここでは中性脂肪を下げるためのオリーブオイルの選び方や摂取方法について紹介していきます。
中性脂肪値400が108まで
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中性脂肪を減らすオリーブオイルの特徴
オリーブオイルは、オリーブの果実を搾ってとった植物油です。
オリーブオイルの主成分は「オレイン酸」。その他にも「リノール酸」や「リノレン酸」さらに、抗酸化作用が強いポリフェノールも含まれています。
オリーブオイルはいくつかの種類があります。
- エクストラバージンオリーブオイル
- 精製オリーブオイル
- ピュアオリーブオイル
中性脂肪を下げる効果を高めるのにオススメなのが「エクストラバージンオリーブオイル」です。
バージンオリーブオイルとは、科学的な工程をしないで新鮮な果実をコールドプレスなどで搾ったオイルとなります。
エクストラバージンオリーブオイルは、最高品質のバージンオリーブオイルとなるわけです。
そのため、オリーブオイルに含まれる栄養素を豊富に含まれているので、無駄なく摂取することができます。
オリーブオイルには中性脂肪を下げる不飽和脂肪酸が豊富
オリーブオイルには、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
飽和脂肪酸 | 13.1% |
---|---|
一価不飽和脂肪酸 | 75.7% |
多価不飽和脂肪酸 | 11.2% |
不飽和脂肪酸は常温で固まりにくく、体内に摂取したあとでも液体である特性があるのです。
そのため血液中の中性脂肪を減らしたり、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
不飽和脂肪酸と対等にあるのが飽和脂肪酸です。
飽和脂肪酸は、バターやラードなど動物性脂肪に含まれており、常温で固まる性質があります。
飽和脂肪酸を多く摂りすぎると、コレステロールや中性脂肪が増えてしまうので注意しましょう。
中性脂肪以外にも効果が期待できるオリーブオイル
オリーブオイルは、中性脂肪を下げるだけでなく、その他にも体にいい効果が期待できます。
オレイン酸で悪玉コレステロールが下がる
オリーブオイルには、オレイン酸が豊富に含まれています。
オレイン酸には、善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールだけを減らす働きがあるのです。
オレイン酸で便秘が改善
オレイン酸の特徴にひとつに、小腸で吸収されにくい点があります。
そのため腸内の滑りをよくしてくれるので、排便を促す効果が期待できるのです。
抗酸化作用で血管の老化を防ぐ
オリーブオイルには、抗酸化作用をもつポリフェノールが含まれています。
そのため、体内で余った活性酸素を除去するため、血管が老化していくのを防ぐ働きがあるのです。
血管の老化を防ぐことで、動脈硬化の予防などにつながります。
クロロフィルで血栓予防
オリーブオイルには、色素成分であるクロロフィルが含まれています。
クロロフィルには、体内の毒素を排出したり、血液が詰まるのを予防する効果が期待できるのです。
またニキビなどの炎症を抑える働きもあります。
中性脂肪を下げるためのオリーブオイルの摂り方
1日に必要な脂質の量は、約35~45gほどです。大さじ3~4杯となります。
中性脂肪を下げるためには、普段摂取している油をオリーブオイルに変えることで効果が期待できます。
- パンに塗るマーガリンをオリーブオイルに変える
- サラダ油を使用せずオリーブオイルを使う
- ドレッシングにオリーブオイルを使う
- 味噌汁にティースプーン1杯分のオリーブオイルを入れる
オリーブオイルの摂りすぎに注意
いくら中性脂肪を下げる効果があるからといって、過剰にオリーブオイルを摂取するのは危険です。
オリーブオイルを過剰に摂取すると、お腹が緩くなったり、1日のカロリー摂取量をオーバーしてしまうことがあります。
オリーブオイルを摂るときは、1日に大量ではなく、毎日継続して摂取することが大切です。
炒め物の油をオリーブオイルに変えたり、サラダに軽くオリーブオイルをかけて食べるだけでも十分効果が期待できます。
まとめ
オリーブオイルには中性脂肪を下げる効果が期待できます。
とくにエキストラバージンオリーブオイルは、不飽和脂肪酸が豊富なのでオススメです。
また悪玉コレステロールを減らしたり、動脈硬化を予防するなど、健康面でのメリットが多くあります。
中性脂肪が気になる人は、普段の食事にオリーブオイルを追加して改善に取り組んでみてくださいね。
