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年金受給年齢や年金受給額の早見表を解説

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年金の基礎知識

「年金」と一言でいっても、改定などがあり多少複雑な感じになってきています。

ここでは、年金について詳しく解説していきます。


日本年金機構とは

サラリーマンの方は厚生年金、自営業者の方は国民年金へ加入し収入に応じた保険料を納めています。

日本年金機構とは、そうした厚生年金、国民年金(公的年金)に関わる一連の業務を担っている特殊法人なのです。ちなみに、日本郵便と違い民営化ではなく非公務員型の法人です。

日本年金機構の設立は、平成22年1月1日で社会保険庁の廃止と同時に設立されました。

日本年金機構の設立以前から、小泉内閣時代に社会保険庁の廃止が論議されていました。その後、第一次安倍内閣、民主党政権でも年金に関する問題がたびたび取り沙汰され、平成22年の社会保険庁の廃止と日本年金機構の設立に至ったのです。

日本年金機構の業務内容は、従来の社会保険庁が担っていた保険料の徴収、年金給付などの年金事業です。

現在は日本各地に年金事務所があり、年金の相談などの業務も行っています。



年金保険の種類と特徴

日本年金機構が管理する年金保険(日本に存在する年金)には3つの種類があります。

国民年金日本国内に住む20歳以上60歳未満の全ての人が対象。
厚生年金厚生年金保険の適用を受ける会社に勤務する全ての人が対象。
共済年金公務員・私立学校教職員などが対象。(2015年まで存在した制度)

この3種類について、概要をご説明します。

国民年金

国民年金は、日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の全ての人が加入対象で、老齢(原則として65歳以上)・障害・死亡により「基礎年金」を受けることができる制度です。

国民年金には、「第1号被保険者」、「第2号被保険者」、「第3号被保険者」の3種類があり、詳細な説明は省きますがどの制度に加入するかにより、保険料の納入方法が異なります。

厚生年金

一方、厚生年金は、国民年金が「基礎年金」と呼ばれ年金制度の1階部分とも呼ばれるのに対して、国民年金の金額に厚生年金の受給額が加算される制度です。

主として会社員やサラリーマンなどが対象で、保険料は給与からの天引きが主流です。

毎月の給与明細に「社会保険料」の項目を見た事があると思います。

その社会保険料は、以下の項目に細分化されているはずです。

  1. 健康保険料
  2. 厚生年金保険料
  3. 介護保険料
  4. 雇用保険料
  5. 労災保険料

上記のうち、「厚生年金保険料」がサラリーマンが将来受給する厚生年金の積立金と考えて下さい。

収入、会社が加入している健保組合の保険料率によって厚生年金保険料は変わりますが、原則社員と会社の折半(半分づつの負担)で賄われています。

共済年金

共済年金は現在、厚生年金に一元化されています。

かつては、国家公務員や地方公務員が加入する公的年金制度でした。

共済年金の給付に際して「職域加算」という報酬比例部分の給付が2割増しになるルールや保険料率が厚生年金より低めに設定され、官民格差との指摘を受けていた事もありました。

こうした様々な論議を経て、2012年に「社会保障・税一体改革大綱について」の閣議決定がなされ、共済年金は2015年に厚生年金に一元化されました。

年金の受給開始年齢はいつから始まるの?

年金の受給はいつから開始されるのか?

新聞、ニュースなどの報道では、「年金支給年齢を六十五歳から六十八歳に引き上げる」提案や七十歳まで受給を引き延ばす論議もあります。

現在の年金制度では六十五歳の前後5年間で、受給者本人が受給時期を選ぶことができます。ただし、受給開始年齢を選ぶ時期によって受給額は大きく変わってくるのです。

就いていた職業、働いた年数、生年などの条件により、細かな規則が定められ、受給開始年齢を先延ばししたからと言って必ず得をするわけではありません。

今後の政策によっても受給開始年齢が七十歳まで引き延ばされる事も予想され、「人生百年時代」の潮流に合わせた考えが必要です。



年金支給日が土日になった場合はいつ支給されるの?

年金は、年6回、偶数月に支払われます。

支払月には、その前月までの2ヶ月分の年金が支払われます。

また、年金は、支払月の15日に振り込まれますが、15日が土日、または祝日の場合、その直前の平日に支払われます。

年金の支給は金融機関(銀行・ゆうちょ銀行など)の口座振り込みの他、窓口で現金で受け取る事もできます。

最近では高齢の年金受給者を狙って特殊詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金等詐欺など)が15日に多発するそうです。

ねんきんネットとは

「ねんきんネット」とは、日本年金機構が提供している無料サービスで、インターネットを利用して年金の情報を手軽に確認できるサービスです。24時間利用可能で、パソコン、スマホなどから年金情報を確認することができます。

ねんきんネットでは、次の年金情報を知る事ができます。

年金記録の確認

国民年金・厚生年金の加入記録、勤務した会社の名前などがネットから確認できます。

将来の年金見込額の確認

年金受給金額のシミュレーションができます。

電子版「ねんきん定期便」の閲覧

毎年誕生月に日本年金機構から郵送されるハガキ版の「ねんきん定期便」を電子版(PDFファイル)で確認できるサービスです。

対象者は、国民年金または厚生年金保険に加入中の方で、日本年金機構が郵送する「ねんきん定期便」の送付対象の方、あるいは二十歳以上六十歳未満で年金未加入の方も対象です。

日本年金機構から郵送された各種通知書などの確認

各種通知書とは、年金振込通知書、源泉徴収票などを指します。

これらの通知書をネットから確認、必要に応じてダウンロードもできるサービスです。

年金情報の確認以外にも、日本年金機構への届書もパソコンで作成・印刷可能で、名前・性別・生年月日から年金情報を検索する事まで可能な便利なサービスとなっています。

ねんきんネットに登録する方法

前述のように便利な機能満載のねんきんネットに登録する方法は、実は簡単です。

まず、基礎年金番号、メールアドレスを用意して下さい。

基礎年金番号は、年金手帳に記載されている10桁の数字です。日本年金機構からの郵送書類にも記載されています。

次に、「ねんきんネット」を利用するに際し、ユーザIDの取得が必要です。

ユーザIDの取得は「アクセスキー」を持っているか、持っていないかでユーザIDの取得の登録方法が異なります。

実は、この「アクセスキー」は「ねんきん定期便」などに記載されている17桁の番号なのです。「ねんきん定期便」で17桁の「アクセスキー」が分かれば、「ねんきんネット」のユーザIDが即時に取得できます。

「アクセスキー」が分からない場合でも、日本年金機構の「ねんきんネット」の登録サイトから簡単に登録できます。

「アクセスキー」が分からないケースで「ねんきんネット」への登録をサイトから完了すると後日ユーザIDが郵送されます。

ねんきんネットで年金見込額を知る方法

ねんきんネットに登録して、ユーザIDとパスワードでログインすると将来受け取る老齢年金の見込額を知る事ができます。

ねんきんネットで年金見込額を知る方法は大きく3つあります。

かんたん試算

ねんきんネットから画面にある「年金見込額試算」タブをクリックすると「かんたん試算」の画面に変わります。後は、画面のクリックだけで年金見込額を試算できます。

※現在と同じ労働条件が自動設定されています。

質問形式で試算

今後の働き方などの試算条件について、質問に回答していくと年金見込額を知ることができます。

詳細な条件で試算

今後の働き方、老齢年金を受け取る年齢、年金未納分を今後納付した場合など詳細な試算条件を自分自身で設定して年金見込額を知ることができます。

いずれの方法もパソコンから簡単に年金見込額を試算できるので、一度ねんきんネットを利用されてはいかがでしょうか。

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