日焼けはシミの原因に!日焼け後やシミができそうなときの対策

日焼けはシミの原因に!日焼け後やシミができそうなときの対策

そろそろ紫外線が気になる季節になってきました。

「え?まだ早くない?」という声も聞こえてきそうですが、日々の日焼けは将来のシミにつながります!

ここでは、日焼け後のシミ対策について詳しく紹介していきます。

目次

どうして日焼けでシミができるの?そのメカニズム

まずは日焼けによってシミができるメカニズムを理解しておきましょう。

日焼けは、太陽に含まれる紫外線の影響で肌が軽いやけどをしている状態。
日焼けをすると肌にダメージが与えられ、乾燥、シミ、シワなど肌の老化を進める原因になります。

日焼けをしてシミができてしまうのは、肌内部に含まれるメラニン色素が原因です。

メラニン色素は肌に紫外線が入り込むのを防ぎ、わたしたちの体を守ってくれています。
しかし紫外線に当たる環境が長時間続きメラニン色素が過剰に分泌されてしまうと、お肌のターンオーバーでも排出されなくなり、残ったメラニン色素がシミとなるのです。

紫外線は4月から9月にかけて強い時期が続きますが、真冬でも紫外線はつねに降り注いでいます。

シミ対策をしっかりしたいのなら、毎日紫外線対策をすることを心がける必要があります。

シミ対策①紫外線をカット

シミ対策①紫外線をカット

シミ対策としてまず最優先に行ってほしいのが紫外線対策です。

シミはできてからケアするよりも、できないようにケアする方が簡単でコスパもいいです。

日焼け止めをこまめに塗る

毎日外出する機会がある方なら、自宅から駅までのちょっとした時間でも日焼け止めを塗る習慣を身につけましょう。

化粧下地やファンデーションに日焼け止め効果があるものを選ぶのもおすすめです。

長時間外出する方はスプレータイプの日焼け止めも常備しておくとメイクの上からでも定期的に塗り直すことができますよ。

日焼け止めには様々な種類がありますが、どんなものでもその効果は数時間と言われています。そのため、こまめに塗り直すことを忘れずに!

日傘などで紫外線をカット

日焼け止めでも心もとないという方は、日傘を使って紫外線を浴びるのを防ぎましょう。

紫外線を90%から100%カットしてくれる日傘はたくさん登場しています。
折りたたみのコンパクトなものを選べばいつでもバッグに入れておくことができますよ!

また、帽子やサンバイザーといったアイテムも紫外線対策にはおすすめです。

帽子を選ぶ際は顔だけでなく頬や首、襟足にもしっかり影を作ってくれるようなつばの広いデザインを選ぶようにしてみてくださいね。

サングラスで目の日焼けも防ごう

サングラスで目から入ってくる紫外線を防ぐのも大切です。

目から紫外線をたくさん吸収すると、脳が体内にメラニン色素を作るように命令を出してしまいます。

そうなると、十分に紫外線対策を行っているのにシミができてしまうという可能性も!
とはいっても色が濃すぎるサングラスを使うと暗くて瞳孔が開いてしまい、余計に紫外線を吸収するようになってしまいます。

適度な色の薄さのUVカット機能のあるサングラスを探してみましょう。

シミ対策②アフターケア

シミ対策②アフターケア

どれだけ普段紫外線対策をしていても、長時間外出する機会があった、日焼け止めを塗るのを忘れてしまった…ということはありますよね。

そんなときでも諦めずに、アフターケアをしっかりすることでシミを防ぐことはできます。

今日の紫外線がシミにつながらないようにしていきましょう!

肌を冷やして炎症を抑える

まず、体が熱を持つくらい日焼けをしてしまったという場合はシャワーなどでよく冷やしましょう。

日焼けはやけどと同じ状態。
肌が炎症を起こしているのです。

そんな肌を放置しておくとダメージが大きくなり、乾燥、シミ、シワといった肌老化の原因となってしまいます。

あれこれとスキンケアを変える前にまずはしっかりと冷やしてくださいね。

刺激の少ないスキンケアアイテムを使う

肌を冷やしたら、いつもより念入りにスキンケアを。
とはいっても肌はダメージを受けている状態です。

刺激の強いもの、さっぱりするものではなく、低刺激で保湿重視のスキンケアを行うようにしてください。

日焼け後の肌は水分が蒸発していて非常に乾燥しています。
化粧水でたっぷり水分を与えたら、乳液やクリームで水分を逃さないようにフタをしてあげてくださいね。

シートマスクをするのも効果的

保湿を十分にしたいのならシートマスクもおすすめです。

保湿力たっぷりのシートマスクを普段のスキンケアにプラスすれば、よりお肌に潤いを与えることができます。

日焼けによるお肌のダメージを早めに改善することも期待できるので、日焼けしてしまったとき用にストックしておきましょう。

シートマスクは長時間つけておけばそれだけ効果があるというものではありません。

逆に乾燥を招く可能性もあるため、パッケージに記載されている時間内に外すようにしましょう。

シミ対策③美白スキンケア

シミ対策③美白スキンケア

日焼けをしてしまったあと、お肌の炎症が落ち着いてきたらやっと美白成分の配合されたスキンケアの出番です。

美白タイプのスキンケアアイテムはさっぱりした使い心地のものが多く、日焼け直後の肌には刺激が強すぎることも。

シミやメラニンの生成を抑える成分が炎症後のお肌に合わないという可能性もありますので、敏感肌の方はとくに注意して使用するようにしましょう。

肌荒れを抑えるならビタミンC誘導体

肌荒れを抑えて色素沈着などのシミを防ぐには、ビタミンC誘導体配合のスキンケアがおすすめです。

ビタミンCは美容には欠かせない成分ですが、スキンケアに配合すると壊れやすいという特徴がありました。

そんな難点を解決してくれるのがこのビタミンC誘導体です。

よりお肌になじみやすく、肌荒れ、シミの原因となるメラニンの生成を抑制してくれます。

ビタミンC誘導体は毛穴の開きを抑える、お肌のターンオーバーを促進するといった効果もありますので、シミ対策をしたい方はぜひスキンケアに取り入れるようにしてみてください。

しかしビタミンC誘導体入りのスキンケアは乾燥しやすいので、その後の保湿は念入りに行ってくださいね!

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アルブチン、ハイドロキノンなどもおすすめ

ビタミンC誘導体のほかにも美白に効果的な成分は様々あります。

たとえばアルブチン。
アルブチンはメラニンの生成を抑制する力があります。

きてしまったシミを消すことはできませんが、将来のシミを作らないためにはおすすめの成分と言えます。

アルブチン入りのスキンケアは低価格でも販売されていますので、毎日のスキンケアにも取り入れやすいでしょう。

一方でハイドロキノンは、できてしまったシミを消すことができる有効成分。
肌自体を漂白する力があります。

以前までは医薬品として取り扱われており、医師の処方箋がないと購入できませんでした。

しかし最近法律が変わり、市販でも高濃度のハイドロキノンを購入できるようになったのでぜひチェックしてみてください。

ハイドロキノンは肌荒れしている箇所には塗らない、シミが気になるところにだけ塗る、これから紫外線を浴びる予定があるときは使わない、使用後は冷蔵庫で冷やすなど手間がかかりますで、それだけ効果を実感しやすい成分でもあります。

シミ対策④サプリメント

シミ対策④サプリメント

外側からのケアだけでなく、体の内側からもシミ対策を行っていきましょう。

普段の生活にプラスできるシミ対策としておすすめなのがサプリメントです。

現代の食生活では不足しがちな栄養素をサプリメントから取り入れることで、より効率的にシミ対策を進めることができますよ。

ビタミン系は鉄板!

シミ対策のためにサプリメントを飲むならビタミン系は欠かせません。

ビタミンCはメラニンの生成を抑え、できてしまったメラニンも薄くすると言われています。

ターンオーバーを促進するので色素沈着を防ぎ、くすみのない美しい肌を目指すことができますよ。

美白効果を期待するなら、1日2,000mg程度を摂取するようにしましょう。

ビタミンEはお肌の老化を予防し、血行を促進させる効果があると言われています。
お肌自体を健康にしてシミやトラブルの起きにくい状態に導いてあげましょう。

また、ニキビにはビタミンBも効果的。
ニキビ跡が色素沈着を起こしてしまうこともありますので、肌荒れ対策もしておくことが大切です。

L-システインで徹底美白

もっと美白効果を期待するのならL-システインもおすすめです。

L-システインはアミノ酸の一種で、体内の代謝を促進させる力があります。

メラニンの生成を抑えるだけでなくメラニンを無色化し、お肌のターンオーバーを促進させます。

1日500~1,000mgの摂取で美白に効果があると言われています。

L-システインも配合されたビタミン剤なども販売されていますので、一緒に摂取できるようにしていきましょう。

トラネキサム酸もおすすめ

美白系のサプリメントの中ではトラネキサム酸入りのものもおすすめです。

トラネキサム酸もアミノ酸の一種ですが、血液をサラサラにする力があります。

加齢によってできる肝斑の治療にもトラネキサム酸は利用されているため、シミの改善、予防にも役立てることができるでしょう。

トラネキサム酸は1日に750mg~1,500mg摂取するのがおすすめ。

これ以上摂取すると、吐き気などの副作用が出ることがありますので注意してください。

飲む日焼け止めを使おう

紫外線対策に気を遣うなら飲む日焼け止めもおすすめ。

紫外線に強い体にする、抗酸化作用が高い、ビタミンCが豊富など、体の内側から紫外線に負けない体作りをしていくことができます。

普段の紫外線対策にプラスしてみてくださいね。

シミ対策⑤生活習慣

シミ対策⑤生活習慣

シミ対策のためにはスキンケアやサプリメントだけでなく生活習慣を見直す必要もあります。

日焼けしにくい、シミができにくい生活習慣を身につけて、いつでも美しいお肌をキープしましょう!

睡眠時間を確保する

人は眠っている間に成長ホルモンを分泌します。
この成長ホルモンがお肌のダメージを修復し、美肌に近づけてくれるのです。

忙しくてなかなか眠れない、つい夜更かしをしてしまう…という方は、シミができやすい状態にあるかもしれません!

1日7時間以上は眠れるようにしましょう。

どうしても睡眠時間が確保できないという方は短時間でも質のいい睡眠を取れる努力を。

就寝前3時間は体を休めるために何も食べない、体をしっかり温める、テレビやスマホからのブルーライトを浴びないようにするといったことも大切です。

湯船にしっかり浸かる

湯船にしっかり浸かると体の血行が促進されます。

冷え性の方などはとくに血流が悪くなっており、老廃物が体内に溜まりやすい状態に。

お肌がくすんでいたり、吹き出物がよくできるという方は毎日湯船に浸かって血行促進、デトックスを心がけましょう。

半身浴をするとたくさん汗をかきますが、これも美肌には効果的です。
不要な汗を流してさっぱりしましょう!

入浴後は乾燥しやすいのですぐにスキンケアをするように。

ボディにも化粧水を塗るようにすれば、全身の美白も叶えることができますよ!

喫煙は控えめに

喫煙はシミ対策の大敵です!

タバコに含まれるニコチンは、ビタミンCを破壊すると言われています。

いくらサプリを飲んでも喫煙によってビタミンが失われてしまうと無意味ですよね。

また、コラーゲンも減少してハリのない肌に。

シミ対策をしたいのなら、タバコは控えるようにするのが一番です。

シミ対策⑥食生活

シミ対策⑥食生活

シミ対策に効果的な食品を取るのも大切です。

毎日少しでも意識して摂取するようにしていきましょう。

ビタミンCは基本!

ビタミンCはシミ対策には非常に有効です。

アセロラやブロッコリー、キウイなどにたくさん含まれています。

オレンジやミカンなど柑橘系の果物にもビタミンCは豊富に含まれていますが、紫外線の吸収を高める成分も入っているので、朝ではなく夜に食べるのがおすすめです。

リコピンで透明感溢れる肌に

リコピンにはメラニンの生成を抑える、紫外線によるコラーゲンの減少を抑える、日焼け止め効果などが期待されます。

トマトに多く含まれているので、トマトを食べる、トマトジュースを飲むといった対策もおすすめです。

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シミ対策を徹底してシミを作らないお肌に!

日焼けしてしまったとき、シミができそうなときに試して欲しいシミ対策をご紹介いたしました。

簡単にできるものもたくさんありますので、シミが心配…というときはぜひ試してみてください。

シミはできてしまうとあとのケアが大変です。

今回ご紹介したスキンケア、生活習慣をできるだけ毎日取り入れるようにしていけば、シミのない美しいお肌を目指せるかもしれません!

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この記事を書いた人

「健康管理」を通じて、「自分や家族の健康を守り、日常生活を楽しく穏やかに暮らす」ことをコンセプトに情報を発信していきます。

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