コレステロールを下げるために食生活に気をつかいながら、改善に取り組んでいる人もいるかと思います。
そんな食生活にぜひ取り入れたいのが、昔からずっと健康食とされている納豆。
納豆に含まれている独自の栄養成分「ナットウキナーゼ」が大きな役割を持っているのです。
今回は、なぜコレステロールを下げるには納豆がいいのかをご紹介します。

コレステロールを下げる納豆の栄養価
大豆を発酵することで、大豆にはなかった多くの栄養成分が納豆には含まれています。
とくに酵素の一種であるナットウキナーゼは、納豆にしか含まれていません。
また、ナットウキナーゼには血栓予防の効果があり、数ある食品の中でもトップクラス。
ナットウキナーゼのほかには以下の栄養成分が含まれています。
- タンパク質
- ビタミンB6
- カリウム
- マグネシウム
- 鉄分
- 食物繊維
- ビタミンE
- カルシウム
- ビタミンB2
納豆1パック(45g)に含まれる栄養成分量
出典:タカノフーズ株式会社おかめ納豆「納豆の栄養価」
納豆にしかないナットウキナーゼの働き
ナットウキナーゼは酵素の一種で、納豆のみに含まれているものです。
ナットウキナーゼには血液が凝固するのを防ぎ、血栓を溶かす作用があるので予防につながります。
さらに、炭水化物などの取り過ぎなどで血液がドロドロの状態が、ナットウキナーゼの力によって血液をサラサラにしてくれる働きもあるのです。
コレステロールを下げるリノール酸が納豆に含まれている
納豆には、悪玉(LDL)コレステロール下げる「リノール酸」が含まれています。
また、中性脂肪を減らす効果もあるので中性脂肪値が高い人にもオススメの食品です。
さらに納豆には、善玉(HDL)コレステロールを増やす「大豆イソフラボン」。
中性脂肪を下げる「サポニン」。
整腸環境を整えてくれる「納豆菌」など、多くの健康効果をもたらしてくれます。
1日1パックの納豆を食べると効果的
コレステロールを下げるには、1日1パック納豆を食べると効果がより期待できます。
基本的に朝昼晩との時間帯に食べてもいいのですが、血液がドロドロで血栓が気になる人は、夕食に食べるといいでしょう。
血栓は比較的寝ているあいだに起きやすいといわれているので、就寝中に納豆の栄養成分が血栓予防をしてくれます。
納豆が苦手な人は、生姜を入れることで納豆のにおいを抑えることでき食べやすくなるので試してみてください。
まとめ
納豆にはコレステロールを下げる効果以外にも、たくさんの有効成分が含まれています。
納豆も安く購入できるので、家計に大きな負担がかかることもありません。
デメリットをあげるなら好き嫌いが分かれることでしょう。
この記事を読んで、少しでもコレステロールを下げるお役に立てたら幸いです。
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