顔の印象を左右するほうれい線。
毎日できるエクササイズを取り入れた、ほうれい線の解消と予防について紹介していきます。
ほうれい線を解消するのに効果的なエクササイズとは
ほうれい線が目立つのは顔のたるみが原因です。
顔の上部分、頬や目元がたるむとほうれい線が出てくるようになります。
これは加齢によって起きやすくなりますが、若い方でもほうれい線にお悩みの方は多いですよね。
若いのにほうれい線ができてしまう原因の一つに表情筋の衰えがあります。
笑ったり話したりするときに使われる表情筋ですが、デスクワークなどであまり人と会話をしない、一人暮らしで口元を動かす機会が少ないという方は若くても表情筋が衰えてしまいます。
また、現代ならではの原因としてはスマホの見すぎもほうれい線の原因に。
顔全体が下方向にたるみ、若いのに老けた印象になってしまいます。
ほうれい線を解消するには、表情筋、とくに頬の筋肉を鍛えてリフトアップするようなエクササイズが効果的です。
ほうれい線エクササイズはいつ行うのが効果的?
どうせエクササイズをするなら、より効果の高い時間に行いたいですよね。
しかし朝、昼、夜など、ほうれい線のエクササイズに効果的な時間帯というものはとくにはありません。
いつでも気が向いたときに気軽に行えるのが、ほうれい線エクササイズのいいところ。
朝起きて寝ぼけているときに行えばスッキリしますし、日中仕事中に行えばこっそりエイジングケアができます。
夜眠る前に行えば一日の顔の疲れを取り、ぐっすり眠ることができるでしょう。
いつでもできますが、ほうれい線のエクササイズは継続することが大切。
自分が行いやすいタイミングを見つけて、毎日続けていくようにしましょう。
1.頬をすぼめる・膨らますだけ
まずは一番簡単なほうれい線のエクササイズからご紹介します。
口を閉じて頬をへこませ、おもいっきりすぼめます。
これを10秒キープしましょう。
次に頬を限界まで膨らませます。
こちらも10秒行います。
使っていない頬の筋肉に刺激を与えて、筋肉のコリをほぐすことができますよ。
これを3セット行ってみてください。
テレビCMのあいだにも簡単にできてしまいそうですね。
2.「あいうえお」体操
口を限界まであけて「あいうえお」の形をするだけの簡単な体操。
ほうれい線だけでなく顔全体の筋肉を使うことができるので、目元や口元のたるみなどにお悩みの方にもおすすめです。
目を大きく見開く、まゆを上げる、舌を動かす、下唇も伸ばすといった風に、顔全体の使っていない部分がないくらいよく動かすようにしましょう。
筋肉をほぐして使ってあげるだけでも、ほうれい線予防につながります。
とくにほうれい線に悩んでいるという方は、ほうれい線を伸ばすことを意識しながら行うと効果的です。
3.顔全体を使う顔ヨガ
顔全体を動かす顔ヨガもトレンドですよね。
上手に取り入れて、ほうれい線を予防、改善していきましょう。
まずは口を閉じて、目を思いっきり見開きます。
まゆも限界まで上げましょう。
まゆを高い位置にキープしたまま、目を細めます。
最後に口をすぼめて前につき出すようにしてください。
鏡を見ながらするとだいぶ面白い表情になっているかと思いますが、顔全体の筋肉をまんべんなく使うことができるエクササイズです。
初めて行った場合は顔がかなり疲れることでしょう。
無理のない範囲で、1日数回行ってみてください。
くれぐれも人には見られないように注意してくださいね!
4.舌回し体操
口を開けて舌を思い切り突き出します。
舌を上に上げて5秒キープ。
次に口を閉じて舌を前歯と唇の裏に入れます。
右回り、左回りにぐるぐると舌を回して、20周を1セットとして考えましょう。
この一連のエクササイズを1セットに、3セットずつくらい行うと効果的です。
簡単そうに見えますが最初は口元がかなり疲れることでしょう。
普段動かしているつもりでも、なかなか使えていない筋肉があることが分かるはず。
口元の動きが活発になることで滑舌もよくなります。
接客や電話対応のお仕事をされている方もぜひ試してみてくださいね。
5.指で筋肉のコリを取る体操
指を使ったエクササイズです。
まず、人差し指を中指を立てて左右の頬骨に置きます。
ぐるぐると外回り、内回りに指を回してください。
次に小鼻の脇、ほうれい線が始まるところに2本の指を置いて、同じくぐるぐると回していきます。
これだけの簡単なエクササイズですが、表情筋が凝り固まっている方は痛みを感じるかもしれません。
頬の表情筋に刺激を与え、たるみなどにアプローチしてくれますのでぜひ試してみてください。
6.ペットボトルを使うエクササイズ
空のペットボトルを使ったほうれい線エクササイズもあります。
やり方は簡単。
ペットボトルをくわえて、思いっきり口から息を吸ってください。
その後くわえたまま息を吐きます。
このとき適当な姿勢で行うのではなく、足を肩幅に開いて左右均等に力を入れて立つのがおすすめ。
潰れやすいペットボトルで行うと、最初からスムーズにエクササイズをすることができます。
さらにペットボトルに水を入れ、歯を使わず口の力だけで持ち上げるというエクササイズも。
衰えがちな口周りの筋肉を鍛えて、ピンとハリのある印象を与えることができます。
7.割り箸を使うエクササイズ
割り箸など、固くて長いものを使うエクササイズもあります。
割り箸を横向きに口にくわえて、口角が下がらないように意識してキープします。
30秒から1分程度キープするのが理想ですが、ちょっとした作業をしながら、テレビを見ながらだと長時間行うことができますね。
このエクササイズでは、ほうれい線を解消するだけでなく、口角が上がって若々しい、親しみやすい表情を作りやすくすることもできます。
ほうれい線をエクササイズで解消しよう!
ほうれい線を解消、予防するためのエクササイズをご紹介いたしました。
ほうれい線は年齢を重ねると出てきてしまう悩みの一つですが、表情筋をしっかり鍛えることで深く目立つようになるのを防ぐことが可能です。
いつまでも若々しい印象でいるためにも、ほうれい線に対するアプローチを早めに行っておきましょう。
