IPアドレスは、インターネットなどでIPを基盤とするネットワークに必要なアドレスです。
主に各パソコンに割り振られた認識番号で、32bitの数値で表示されています。
ここではIPアドレスに関する疑問や仕組みについて紹介していきます。
グローバルIPアドレスの調べ方
グローバルIPアドレスの調べ方は2つあります。
一つ目はコマンドプロトコルで調べる方法です。
Windows 10のパソコンの場合、スタートボタンを右クリックして「ファィル名を指定して実行」を選択。
そして「cmd」と入力してOKをクリックします。
すると黒い背景の「コマンドプロンプト」が表示される。
白く点滅しているところに、「ipconfig」と入力して「enter」キーを押しましょう。
するとIPアドレス情報が一覧化されて表示されます。
二つ目は、インターネット上で調べる方法です。
検索で「IPアドレス 確認」と検索すると、グローバルIPを表示してくれるサイトが出てきます。
中でも有名なサイトが「CMANインターネットサービス」です。
このサイトにある「アクセス情報【使用中のIPアドレス確認】」ページにアクセスすると、現在使用しているあなたのグローバルIPが表示されます。
すぐにグローバルIPアドレスを調べたい人はこちらがオススメです。
IPアドレス確認:https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi
ちなみにグローバルIPアドレスは、あなた自身のパソコンではなく、厳密には契約しているプロバイダーのグローバルIPアドレスとなります。
そのための、自宅で同じルータに繋がっているパソコンまたはタブレットなどのグローバルIPは、すべて同じアドレスとなるのです。
プライベートIPアドレスの調べ方
プライベートIPアドレスの調べ方は、パソコン内の操作で確認することができます。
Windows 10のパソコンの場合、スタートボタンを右クリックして「設定」を選択。
そして「ネットワークとインターネット」をクリックします。
さらに「アダプターのオプションを変更する」をクリック。
するとネットワーク接続の画面が表示されます。
有線の場合は、イーサネットを、無線LANで接続している人はWi-Fiのアイコンを右クリックして「状態」選択。
次の画面で「詳細」ボタンをクリックするとネットワーク接続の詳細が表示されます。
IPv4アドレスに表示されているIPアドレスが、パソコンで使用しているプライベートIPアドレスとなります。
プライベートIPアドレスの変更方法
家庭用パソコンのプライベートIPアドレスを変更するには2つの方法があります。
一つ目が手動で行う方法と、二つ目が自動で行う方法です。
家庭用パソコンでプライベートIPアドレスを変更するのであれば、自動変更がオススメです。
やり方はとても簡単。
パソコンを一度シャットダウンして、起動すると再度新しいプライベートIPアドレスが割り振られます。
IPアドレスとは
IPアドレスとは、ネットワーク上の住所を示すような役割をもった数値です。
普段、ハガキなどの宛名表記を書きますが、この宛名の役割をコンピューター用にデジタル数値にしたものと思ってください。
IPアドレスの数値は、8bitずつで4つに区切りそれを10進数で表現されています。
例)192.168.0.1
ネットワーク上でデータのやり取りをするには、このIPアドレスを宛先として使用しているのです。
またIPアドレスには、「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」に2種類があります。
グローバルIPアドレスの特徴
グローバルIPアドレスは、世界中で1つしか存在しないIPアドレスとなります。
そのため、個人で自由に割り当てることができないので、各国の専門機関が管理して割り当てをしているのです。
ただしグローバルIPアドレスは有限なので、数に限りがあります。
プライベートIPアドレスの特徴
プライベートIPアドレスは、企業や家庭といった限られた範囲内だけで使用することができるIPアドレスです。
プライベートIPアドレスであれば、管理者によって自由に割り当てることができます。
ただしグローバルIPアドレスのように、外部通信として使用することができません。
まとめ
IPアドレスには、グローバルIPとプライベートIPの2種類があります。
それぞれ役割が異なるので、困惑しないよう注意しましょう。
ネットワーク関連の書籍などで、さらに専門的な内容を学ぶことができるので、深く知識を付けたいからはまずは入門書などから学ぶといいかもしれません。