Instagramは若者から芸能人、企業までもが利用するSNSです。
いまでは機能も充実して、使いこなすにも一苦労している人もいるかもしれません。
ここではInstagramの使い方など詳しく解説していきます。
インスタグラムの基本的な使い方
Instagram(以下インスタ)は写真・動画の撮影・編集・共有に特化したSNSです。
2014年にFacebookに買収されましたが、それ以前は2010年にiPhone用サービスとして誕生したものでした。
Android対応が2012年、パソコン(Windows10)対応が2016年ですから比較的新しいSNSと言えます。
今やインスタは芸能人・セレブが私生活を投稿したり、企業の宣伝・広告にまで使われたりと写真・動画の共有SNSを越えて一大メディアにまで成長しました。
インスタを利用するには、まずスマホ用アプリ「Instagram」(iPhone / Android)をダウンロード・インストールします。
アプリを起動すると、新規登録画面が表示されます。
新規登録画面でインスタのアカウントを作成します。
インスタのアカウントは、Facebookと連動させる事も可能です。
Facebookと連動させたくない、Facebookアカウントを持っていない場合には、スマホの電話番号または、メールアドレスでもインスタのアカウント作成ができます。
電話番号または、メールアドレスを入力して「登録する」をタップします。
入力した電話番号または、メールアドレスに認証コード(6桁)が送信されてくるので、認証コードを登録して「次へ」をタップします。
ここからがユーザーネームとパスワードを設定するステップとなります。
「ユーザーネーム」は、@とそれ続く文字列で作られるInstagram上のアカウント名です。ログインIDとして使います。後から変更することも可能ですが、自分で分かりやすい、インスタをどう使うかを考えてアカウント名(ユーザーネーム)を決めましょう。
「パスワード」は、インスタにログインするためのものです。6文字以上の設定が求められています。
他のSNSのパスワードの流用や同じ文字・数字の連続はアカウントの乗っ取り被害に繫がるので避けましょう。
ユーザーネームとパスワードを決めたら、自分のプロフィールを設定します。
プロフィール写真とプロフィール欄を設定します。
「プロフィール写真」は、インスタのアカウントに使われるメインの画像です。
インスタでタイムラインに表示される投稿、ストーリーやコメントの横に表示されます。
「プロフィール欄」は、インスタの他のユーザーへ自己紹介をする欄です。
他のSNS(Twitter、LINE)、サイトへのリンクも貼りつけることも可能です。企業や芸能人はサイトやブログへのリンクを貼り付けていたりします。
以上でインスタを使う上で最初の設定は完了です。
次は、フォローとフォロワーについてご説明します。
「フォロー」は、他のインスタユーザーの投稿を見るための機能です。ユーザーをフォローする事でその投稿やストーリーを見る事ができます。
名前で検索する事もできますから、芸能人・アスリートを検索してフォローすればその投稿を見る事ができます。
「フォロワー」は、自分の事を「フォロー」してくれている人たちです。
有名インスタグラマー、例えば渡辺直美さんのフォロワーは800万人以上と言われています。投稿を800万人もの人が見るという事は立派にインフルエンサー(ネットで大きな影響力を持つ人)と言えます。
インスタには、一般的な画像の投稿とストーリーの二つがあります。
投稿は正方形の静止画像を自分のタイムラインへアップします。
正方形の静止画像というフォーマットがインスタの特徴で、レトロ感を醸しだしています。一方、ストーリーは正式名称は「ストーリーズ(Stories)」となっています。
ストーリーとして投稿すると、24時間で投稿が自動削除されるのが特徴です。
一時的な情報発信・告知に有利で手軽に投稿できる点が人気です。
また、インスタの特徴として投稿、ストーリーズでは画像に多様な加工や撮影(エフェクト)が使える事も若年層に人気の理由です。
インスタグラムのアカウントを削除する方法
インスタグラムのアカウントを削除するには、アプリからはできません。
スマホ、パソコンのブラウザから「アカウントの削除ページ」へアクセスします。
ユーザーネームとパスワードでログインを求められます。ログイン後、アカウントを削除できます。
インスタのアカウントを削除すると、それまで投稿したデータが完全に失われて復旧できません。使っていたユーザーネームも退会扱いとなり一定期間再利用できません。
一方、投稿を非表示にして一時的にインスタを休止する事ができます。
それが「一時停止」です。
「一時停止」は、インスタに再度ログインするだけで投稿が復旧し停止前の状態に戻す事ができます。
インスタを「一時停止」するには、スマホ、パソコンから自分のアカウントを開き、「プロフィールの編集」を行います。
「プロフィールの編集」で「アカウントを一時的に停止する」をタップし、理由を次の画面で一時停止する理由を選択するだけです。(パスワード入力あり)
「一時停止」したアカウントを復活させるには、スマホアプリからログインするだけです。
(パソコンから一時停止は解除できません)
インスタグラムをPCで投稿・閲覧する使い方
インスタグラムをパソコンで投稿・閲覧するには、ちょっとした工夫が必要です。
インスタを閲覧するだけなら、パソコンのどのブラウザからログインすれば他のユーザーの投稿が閲覧可能です。
インスタにパソコンから投稿するには、Windows/Macで使い方が異なります。
また、パソコンからストーリーへの投稿はできません。
まず、Windowsからインスタに投稿するには、Googleのchromeというブラウザが必要です。
chromeをインストールしたらインスタグラムのサイトへ移動して、ユーザーネームとパスワードでログインします。
ここまででインスタの閲覧は可能です。
パソコンから投稿するには、chromeのデベロッパーツールを使います。
デベロッパーツールは、Web開発者向けのツールでスマートフォン向けの開発を行う際にパソコン画面で疑似的にスマホ画面にして変換表示するツールです。
デベロッパーツールを開く手順は、
- Google Chromeの画面右上にある「縦3つの黒丸」をクリック。
- 「その他のツール」を選択。
- 「デベロッパーツール」を選択。
このデベロッパーツールの画面左上に「モードの切替ボタン」があります。
ここをクリックしてください。
「モードの切替ボタン」をクリックするとブラウザの画面がスマートフォンモード(縦長)に切り替わります。
最後にChromeの画面左上にある「再読込のボタン」をクリックします。
これで、スマホアプリのようにインスタに投稿する「+」ボタンが表示され、「+」ボタンをクリックするとパソコン内の画像をインスタに投稿する事ができます。
MacではブラウザはSafariのみインスタに対応しています。
- Safari上でインスタグラムのサイトへ移動して、ユーザーネームとパスワードでログインします。
- Safari上の開発 -> ユーザーエージェント -> Safari -> iOS -> iPhone と選択してブラウザ(Safari)の画面がスマートフォンモード(縦長)になった事を確認できれば投稿可能です。
インスタグラムの検索方法
インスタでお目当ての芸能人をフォローしたい。
そんな時のためにインスタグラムの検索方法をご紹介します。
インスタには3種類の検索方法があります。
「ピープル」、「ハッシュタグ」、「スポット」がそれです。
スマホアプリの検索画面には人のマーク、「ハッシュタグ」の”#”のマーク、「スポット」を示す位置情報マークがあります。
「ピープル」は文字通りユーザー(アカウント名)で検索できる機能です。好きなタレント・スリートのインスタが見たい時に便利な機能です。
「ハッシュタグ」は投稿時につけられたハッシュタグ(#:キーワード)で検索する機能です。
自分で投稿する時にハッシュタグをつければ、検索時に見つけてもらう確率も高くなります。
「スポット」は指定した場所で撮影された投稿を検索する時に使います。
また、スマホの位置情報から現在位置に近いインスタ投稿を検索する事も可能です。
スマホのGPS情報をオンにする事でスポット検索が利用できます。