免疫力が低下する6つの原因と症状

免疫力が低下する原因6つと症状

季節の変わり目に体調を崩してしまう…
大事な商談の日なのに風邪を引いてしまった…
いつも疲労感が抜けなくてつらい…

このような経験をして悩んだり困ったりしたことありませんか?

体が不調になりやすいのは免疫力が低下しているのかもしれません。

私たちの体は、「免疫」が備わっており、免疫細胞が外部から侵入した細菌やウイルスを退治してくれているから、健康で元気に過ごせているのです。

この記事では、免疫力が低下してしまう原因と症状について紹介していきます。

目次

免疫力が低下するとどんな影響があるのか

免疫力が低下するとどんな影響があるのか

免疫は細菌やウイルスから体を守ってくれる働きがあります。

細菌やウイルスなどの異物が体内に入ると、免疫細胞が異物にたいして撃退してくれているので私たちは健康でいられるのです。

この免疫細胞が病原菌などと闘う力のことを「免疫力」と呼ばれています。

健康的な日々を過ごすためには免疫力は欠かせないのです。

免疫力が低下してしまうとどうなる?

免疫力が低下してしまうと、疲労を感じやすくなったり、女性であれば肌荒れなどの不調が起きやすくなります。

また、細菌やウイルスなどの感染、そして「インフルエンザ」などにもかかる可能性が高くなります。

さらに、「」や「肺炎」などの生命にかかわる病気になるリスクも高まってしまうのです。

免疫力が低下する原因とは?

免疫力が低下する原因

免疫力が低下する主な原因は加齢によるものです。

しかし、加齢以外にも免疫力を低下させてしまう原因が存在します。

オフィスや部屋の空気が汚染されている

空気が汚れていると、細菌やウイルスなど空気中にたくさん浮遊しています。

そんな空気を吸っていたら、免疫細胞に負担がかかり免疫力に影響を与える可能性がでてきます。

オフィスであれば、空気清浄機を導入してもらったり、デスクにおける小型の加湿器を使用して対策をするといいでしょう。

自宅の場合は、朝は窓をあけて空気の入れ換えをします。
そのあと、空気清浄機と加湿器を併用することで、細菌やウイルスが浮遊しにくくなり、キレイな空気を維持することができます。

また、こまめに掃除をするのも効果的です。

ほとんど体を動かない生活が中心となっている

デスクワークの人ほど多いのですが、1日中パソコン作業で、あまり動く機会が少ない人ほど免疫力が低下しやすい状態といえます。

体を動かす習慣がないと新陳代謝が低下してしまい、食事で摂った栄養成分の吸収が鈍くなり、十分な栄養が摂れなくなり免疫力が低下してしまいます。

昼食は、少し離れたコンビニやお店を選び少しでも歩くようにしましょう。
また、お弁当持参の人は公園やデパートの屋上テラスなどに移動して昼食をするといいでしょう。

移動手段としてエレベーターやエスカレーターを主に使用している人は、階段を積極的に使うことで筋肉が使われて新陳代謝が良くなって免疫力低下の予防につながります。

睡眠の質が悪くなっている

睡眠の質が悪かったり、寝不足でしっかりと休養できていないのも、免疫力低下の原因になってしまいます。

スマホの操作やテレビなどは最低でも就寝1時間前までして、それ以降は見ないようにして脳への刺激を与えないようにすることが大切です。

就寝までの時間帯はアロマやハーブティーなど、あなたがリラックスできる環境に整えて、ゆっくりと過ごすようにしましょう。
そうすることで睡眠の質が高まり、免疫力の低下予防につながります。

1人で過ごすことが多い

1人で過ごす生活が中心だと、話相手や表情を動かす機会が少なく、そうした事がきっかけで簡単にストレスが溜まりやすくなります。
その結果、ストレスが原因で免疫力に影響がでることがあるそうです。

休日は、家族や友人と外出することで楽しく過ごし、ストレスを発散させることで免疫力が向上します。
また、笑顔でいられる過ごし方をすることもストレスが軽減し、免疫が高まります。

常に体温が低い

女性に多い「冷え性」ですが、これも免疫力低下の原因になりやすいのです。

一般的な平均体温は36.5度~37.0度が平熱とされています。
しかし、36.5度以下が平熱である場合、体が冷えやすく血液の循環が悪くなり、免疫細胞の活動も低下してしまいます。

なるべく体温を下げないよう、温かい服装や、生姜やニンニクといった体の内側から温める食材を積極的に摂るようにするといいでしょう。

免疫力の低下は20代をピークに始まる

免疫力は年齢とともに低下すると説明しました、具体的にいうと20歳代をピークに徐々に低下していきます。

年齢とともに低下してしまうのは、自然なことなので特に不安になる必要はありません。

免疫力の低下は20代をピークに始まる

出典:免疫力向上委員会

免疫力が低下するひとつに、細菌やウイルスから身を守ってくれる「免疫細胞(NK細胞)」が衰えてしまっているからだといわれています。

50歳代にもなると免疫力の低下が原因で、感染症などにかかるしまう確率が向上し始めてきます。

高齢者などになると「」のリスクなども高くなってくるので、日頃から感染症予防や健康的な生活習慣をおくることが大切です。

しかし、近年では年齢に関係なく免疫力が低くなっているケースが増えてきています。

現代型免疫低下が流行する!?

日本人はとても生真面目であるが故に、朝早くから夜遅くまで働き続け、不規則な生活に陥りやすくなっています。

最近では、勤務時間の徹底など国も企業に向けて色々と施策をしていますが、そうそうすぐに改善されるものでもありません。

免疫低下

出典:いきいき健康研究所

このような環境がきっかけで、ストレスが溜まりやすく睡眠時間も短い上、運動不足などが続くなど、高齢でも特殊な病気でもないのに免疫力が低下している人が増加しているそうです。

このようなタイプを「現代型免疫低下」と呼ばれています。

現代型免疫低下

出典:いきいき健康研究所

現代型免疫低下による症状とは?

現代型免疫低下の状態になってしまうと、さまざまな症状が出やすくなる上、現代型免疫低下だという自覚がなかなかできません。

以下のような症状がよくあらわれると現代型免疫低下による可能性が高いです。

  • 十分に睡眠をとっても疲れがとれない
  • すぐに口内炎やヘルペスができてしまう
  • いつになく身が引き締まらない
  • 風邪を引いてしまうと長引いてしまう
  • 花粉症やアトピーの症状が以前よりも酷くなった
  • 重要な日や試験当日など、大事な時に体調を崩す
  • 季節の変わり目に必ず調子を崩す
  • 久しぶりに激しい運動やスポーツした後に風邪を引いてしまう

このような症状が出やすい場合は、現代型免疫低下の可能性があるので、注意が必要です。

免疫力を高めてくれる成分で免疫力を向上させる

免疫力を高めるには日頃から免疫向上を意識しておく
免疫力を向上させるには、免疫力を高めてくれる成分を積極的にとることも大切です。
免疫力を高めてくれる成分は、次の通りです。

乳酸菌・ビフィズス菌

腸内に存在する善玉菌。
乳酸菌、ビフィズス菌を増やすことで腸内環境が整い、免疫力がアップします。

フコイダン

海藻類特有のヌメリ成分。
NK細胞をはじめとする免疫細胞の活性化、抗ウイルス、抗アレルギーなどの働きがあるとされています。

ラクトフェリン

母乳などに多く含まれる糖タンパク質。
腸内の善玉菌を増やし、免疫力をアップ。


これらの成分が含まれる食材を中心に、毎日の献立を考えることで免疫力を高めることができます。
乳酸菌、ビフィズス菌などはヨーグルトに含まれていますが、なるべく無糖のものを選ぶようにしましょう。

もし毎日これらの成分をとることが難しい場合は、サプリメントを併用することで手間を軽減することができます。

ブロッコリーの希少成分「ブロリコ」が強い体をつくる

いま注目を集めている栄養成分が「ブロリコ」です。
ブロリコとはブロッコリーに含まれる希少成分で、ブロッコリーを食べただけでは吸収されない栄養成分なのです。

「イマジン・小方生命学研究所」によると、ブロリコの免疫細胞活性力は他の食品成分よりもはるかに高いことが実証されています。

  • アガリクス(β-グルカン)の約50倍
  • メカブフコイダンの約60倍
  • DHAの70倍以上
  • スルフォラファンの100倍以上
  • アサイーの約240倍
  • プロポリスの1000倍以上

また、ブロリコは医療機関や病院を通して提供もしています。

東京大学と共同で特許取得されたブロリコのサプリが、いまなら先着100名限定で初回半額モニターを募集しています。
免疫力の低下で健康に不安を抱えている人にオススメです。
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まとめ

年齢にともなう免疫力の低下や、生活環境の変化で起こる現代型免疫低下など、いつ細菌やウイルスなどに感染してもおかしくない状態になっているかもしれません。

近年では、免疫に対する意識も高くなってきて、毎日健康的に過ごすために、食生活や生活習慣のバランスを整えている人も増えてきています。

季節の変わり目や寒暖の差が激しい日などは、とくに注意しながら免疫力が下がりにくい生活をするようこころがけましょう。

この記事を読んで、少しでも免疫力低下の原因について学べることがあれば幸いです。

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この記事を書いた人

自身の体調不良をきっかけに、健康の大切さを知り、健康管理の分野を学ぶ。より深い知識を身につけるため、健康管理能力検定3級・2級資格を取得し健康管理アドバイザーになる。少しでも健康に興味を持ってもらえるよう、分かりやすく役に立てる情報を発信するよう努めてまいります。

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