「目を開くとおでこにシワが出る」
「おでこのシワを前髪を伸ばして隠している」
「年齢とともにおでこのシワが深くなっている」
など、このようにおでこのシワが気になり悩んでいませんか?
おでこのシワは、目立つ人と目立たない人の差が大きくでます。
また、おでこの皮膚はかたく厚いので日々のケアが重要になってくるのです。
今回は、おでこのシワをなくす方法についてご紹介します。
おでこのシワができる原因
おでこのシワを薄くするにはまず、シワができる原因を正しく知る必要があります。
おでこにシワができる主な原因は次のようなことがきっかけでできてしまいます。
コラーゲンの減少
肌の奥深くにある層「真皮」には、コラーゲン繊維が存在しています。
肌にハリを与えているのがコラーゲンなのです。
コラーゲンが肌を押し上げることで肌にハリがうまれシワができにくい状態をキープしてくれています。
しかし、加齢やその他の原因によってコラーゲンが減少していくことで、ハリが失われることでシワができてしまうのです。
ストレスをためる
ストレスがたまると、体内ではストレスに対抗するために多くのビタミンCを消費します。
ビタミンCの役割として活性酸素を除去する働きがあり、活性酸素の量を増やさないようにしてくれているのです。
しかし、ストレスでビタミンCを消費してしまうと、活性酸素を抑制する働きが弱まり、活性酸素が増えてしまいます。
この活性酸素にはコラーゲンを壊す作用があるため、その結果コラーゲンが減りシワができることがあります。
また女性の場合、ストレスを受けると女性ホルモンも減ってしまうのです。
女性ホルモンには抗酸化物質でもあるので、活性酸素を抑える役割も担っています。
その女性ホルモンまでもが減ってしまうと、体内では活性酸素に対して弱くなり、コラーゲンが作られにくい体質なってしまうのです。
目を開くとき額の筋肉をつかう
まぶたが下がるようになってくると、目を開くときに額の筋肉を使って開く人もいます。
とくに上まぶたが下がってきているほど、額の筋肉を使うようになりやすいです。
この動作の繰り返しによって額にシワができてしまうことがあります。
上まぶたが下がる場合、「眼瞼下垂」になっている可能性があるので、まず眼科にいって検査しましょう。
髪を結って生活をする
普通に髪を結っておくのは問題ありませんが、癖で強く髪を結って頭皮を引っ張ってると頭皮が伸びてしまいます。
また、お風呂上がりに髪を乾かすときに強く髪を引っ張る癖がある人も注意が必要です。
頭皮が伸びてしまう行為を続けているうちに、頭皮が下がって額にシワができやすくなります。
紫外線や乾燥による負担
紫外線や乾燥は肌に負担をかけています。
とくに常に外気にさらされる額はダメージが受けやすい部分です。
紫外線による影響は、年齢を重ねるごとにあらわれてきます。
その結果、コラーゲンの減少が一気に進み深いシワができやすくなるのです。
紫外線や乾燥による影響はすぐにはあらわれないので、ケアを怠りやすくなります。
しかし、のちに影響が出てくるので、UVケアや保湿ケアを早い段階からおこなうことが大切です。
おでこのシワをなくす8つの方法
おでこのシワをなくすには、コラーゲンを増やすことが大切です。
しかし、それ以外にも予防や改善に繋がる8つの対策方法があるのでご紹介します。
1.保湿対策をする
おでこのシワになる大きな原因はコラーゲンの減少によるものですが、細かい小さなシワは乾燥によってできます。
この小さなシワは保湿することで改善することが可能なので、気付いたらすぐに保湿ケアをしてあげましょう。
小さいシワもそのまま放置いておくと深いシワになる予備軍なので注意してください。
2.おでこのマッサージをする
おでこにシワを新たにつくらないためにも、シワ予防としてマッサージをすることも大切です。
自宅やオフィスで簡単にできるので、テレビを見ているときやお昼休憩のちょっとした時間におこなうことができます。
出典:スキンケアTV
3.紫外線対策にパウダーファンデーションをつかう
紫外線対策で真っ先に思い浮かぶのがUV化粧品ですよね?
実はUV化粧品に記載されているSPF数値は、皮膚1㎠あたり2mg使用した場合の効果を示しています。
この測定ルールをきちんと守る場合、500円玉くらいの量を顔全体に塗ることになります。
その結果、肌のベタ付きが起きたり、毛穴をふさいで肌に負担をかける恐れがあるのです。
そこでオススメなのがパウダーファンデーションです。
パウダー成分には紫外線を跳ね返す紫外線散乱剤が含まれているので、紫外線の防止になります。
またUVカット表記がないパウダーファンデーションでも効果があります。
UV化粧品よりも肌への負担が少ないので、肌が弱い人はパウダーファンデーションを使用しましょう。
ちなみに、リキッドタイプやクリームタイプでもUV効果はありますが、パウダータイプよりは劣ろいます。
4.ピーリング化粧品をつかう
ピーリングは酸などを使用し、古くなった角質を除去して肌の再生を促す美容方法です。
コラーゲンはターンオーバーによって増えますが、歳を重ねるとターンオーバーが遅くなってきます。
そこでピーリングをおこなうことで、ターンオーバーを促しコラーゲンを増やすのです。
現在では肌に負担がかかりにくい、市販のピーリング化粧品が数多く販売しています。
ピーリング化粧品にも、スクラブタイプや拭き取りタイプなどがありますが、一番肌に負担のかからない、洗い流すタイプのピーリング剤がオススメです。
5.頭皮マッサージをする
頭皮とおでこの皮膚は繋がっているため、頭皮が凝り固まっていると、おでこの皮膚に負担がかかりシワになる恐れがあります。
頭皮マッサージをすることで、頭皮がほぐされていくので毎日欠かさずおこなうと効果的です。
頭皮マッサージは、わざわざ時間を確保しなくても、シャンプー時におこなうと効率がよくなります。
髪全体にシャンプーが馴染んだら、指の腹を使って揉むように下から上へとマッサージしていきます。
マッサージ完了後はシャンプーを洗い流して完了です。
6.ビタミンC誘導体が配合された化粧品をつかう
肌に直接ビタミンCを浸透させることができません。
ビタミンCは水溶性のため、肌に弾かれてしまうのです。
そこで肌に浸透するように形を変えたものがビタミンC誘導体です。
ビタミンCは体内のコラーゲンの合成に必要な成分となります。
また、美白や皮脂の抑制、抗酸化作用などさまざまな効果を兼ね備えています。
ビタミンC誘導体は化粧水に配合されているものが安定しやすいです。
化粧水は朝と晩に顔全体に使用するようにしましょう。
7.ナイアシンが配合された化粧品をつかう
ナイアシンには、コラーゲンの合成を高める効果があり、肌代謝をよくして肌にハリを与えてくれます。
肌への刺激も少ないので乾燥肌や敏感肌の人にも使用しやすい成分です。
ナイアシンも化粧水タイプに配合されているものが安定しています。
こちらも朝と晩に顔全体に使用するようにしましょう。
8.レチノールが配合された化粧品をつかう
レチノールは体内にも存在している成分で、深いシワにはとても有効な成分です。
レチノールの肌に浸透させることで、肌のターンオーバーを促しコラーゲンを増やす働きがあります。
レチノールは油溶性なので美容液やクリームタイプに配合されているものが安定しています。
ただし、効果が高いので、肌への刺激がやや強いので、肌が弱い人には向いていません。
また、レチノール成分は変化しやすいので100%その効果を発揮しづらい欠点もあります。
そのため、レチノールをそのまま配合してある美容液だと実感するまで時間がかかることも。
レチノールの効果を十分に発揮し、肌が弱い人でも使用できる化粧品をほんの一部ですが販売しているので、その商品を使用するといいでしょう。
まとめ
おでこのシワは、顔の中でも皮膚が厚い部分なので解消するにも、それなりに時間がかかります。
しかし、そこで諦めるのか、時間をかけてでも継続してエイジングケアを続けるかで将来大きな差が生まれてきます。
きちんと続けていくことで、5年後や10年後には、実年齢よりも若くみられる喜びを手に入れている可能性を秘めているのです。
まずは簡単に始められる対策方法からやってみてください。
そして習慣になったら徐々に対策方法を取り入れていくのが継続できるコツとなります。
この記事を読んで、少しでも、おでこのシワの悩みが解消されるきっかけになれたら幸いです。
