太ももやお尻、お腹に二の腕、どんどんくっついてくる脂肪は、油断していると年々増えてくるものです。
とくに30代、40代ともなると、みずみずしいぷるんとした脂肪ではなく、どこか男性的な硬さを感じることがあります。
脂肪の多い体の部位になんとなくデコボコしている場所があるなら、それは脂肪がセルライトへ変化している可能性が高いです。
「ぽっちゃり」や「グラマー」とはほど遠く、見ためにも美しいとはいえないセルライト。
とくに温泉やプールへ行く予定があるときなどは「一刻も早く消したい!」と思うもの。
この記事では、セルライトができる原因や改善する方法、予防と対策などについて紹介していきます。
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セルライトとは
セルライトとは、水分や老廃物を溜めた皮下脂肪が、時間をかけて固くなってしまった状態のことです。
お尻や太もも、二の腕などのぷよぷよした部分を軽くねじるようにつまむと、柑橘系果物の表面のように、皮膚の上にボコボコとしたものが浮き上がってくることがあります。
それがセルライトです。
セルライトがほとんどない人や、つまんでみないとセルライトがわからない人はまだよいのですが、セルライトが増えてくるとつままなくても皮膚がデコボコした状態になり、パッと見てもセルライトの位置がわかるようになってきます。
セルライトが目立つようになると、温泉に入ったりプールで水着になるのを躊躇してしまう人も多いのです。
セルライトは脂肪が固くなってできるものですが、太っていない人にもセルライトができることもあります。
加齢とともにセルライトが目立つようになる場合もありますが、10代や20代でセルライトができることも。
セルライトに悩む女性は非常に多く、欧米の研究では、成人女性の約8割にセルライトがみられるというデータも出ています。
大柄で太めの女性が多い欧米なら頷けるデータではありますが、日本女性でセルライトに悩む人も多いでしょう。
セルライトができる原因
先の説明にある通り、セルライトは体内にある余分な水分や老廃物によって肥大化し、固くなった脂肪細胞です。
- 脂肪が多くある
- 運動不足や食べ過ぎなどにより、体内に余分な水分や老廃物が溜まっている
- 脂肪が燃焼されず、皮下に長年溜められた状態が続いている
- 塩分や水分の摂り過ぎ、その他疾病などによりむくみやすくなっている
- 加齢やストレス、ホルモンバランスの変化による冷えや代謝の低下により、老廃物が排泄されにくくなっている
といった理由が重なると起こりやすくなります。
1度できてしまったセルライトをなくすことは難しく、ダイエットで体重を落としたり、脂肪を燃焼させてスリムになってもセルライトだけ頑固に残ってしまうこともあるのです。
セルライトを早く除去するにはクリニックで衝撃波治療を受けたり、脂肪融解注射といった施術を行う方法があります。
ですがセルライトをなくすことはできなくても、自宅でもできるケアで一時的に目立たなくすることは可能です。
ではどのようにケアすれば、セルライトは目立たなくなるのでしょうか。
自宅でできるセルライトを消す5つの方法
セルライトを消す方法は、顔や足のむくみを解消する方法と似ています。
セルライトは皮下にある脂肪細胞が、余分な水分や老廃物を取り込んで肥大した状態なので、脂肪細胞がむくんでいる状態ともいえるのです。
自宅でもできるセルライトケアには、以下の方法があります。
1.サポーターを使う
夜寝るときに使用することで足のむくみを抑えるサポーターが市販されています。
むくみのある部分を圧迫してその部分にある水分を押し込み、一時的にすっきりとさせるものです。
太もも用やガードルタイプのセルライト用サポーターも市販されています。
パッと見てもわかるほどのセルライトなら、着用を続けることである程度目立たなくすることはできるでしょう。
2.マッサージ
「強く揉んでセルライトを潰す」といったマッサージ方法を見かけることがあります。
しかし皮膚の上から、脂肪を強くひねっても、脂肪細胞は潰れません。
それどころか強い摩擦によって、皮膚に炎症を起こしたり、赤く腫れてしまうこともあるのです。
サポーターを着用しているときのような圧迫感をイメージしながら、オイルやクリームを使用して、できるだけ皮膚を摩擦しないようにマッサージします。
そうすることで、セルライトを少し目立たなくすることが可能です。
さらに足首から太ももの付け根にかけて、指の腹を使ってゆっくりなでるようにマッサージします。
1度目立たなくなっても、しばらくするとまた目立ってくるので、他のケアとあわせて、週に数回セルライトメニューとして取り入れてみましょう。
3.運動、筋トレ
セルライトの原因となる水分や老廃物は、運動や筋トレをすることで体外に排出されやすくなるのです。
脂肪も燃焼されて小さくなるので、サポーターやマッサージを併用することで少しずつ、徐々にデコボコした肌を滑らかにすることを目標とします。
ウォーキングや自転車型トレーニング器具、ランニングといった有酸素運動に、もも上げやスクワットなどの足の筋肉を鍛えるトレーニングの両方をバランスよく行いましょう。

4.水分、塩分を控える
美容サロンやエクササイズ教室などへ行くと、ダイエットや脂肪燃焼にはこまめに水分を摂るように指導されることがありますが「水分をこまめに摂ればセルライトが消える」「水分でセルライトに溜まった老廃物を流す」というのは少し違います。
たしかにセルライト中には余分な水分がありますし、体内の多くの老廃物は尿として排出されるため、水分が関わっていることは確かです。
しかし顔や足がむくんでいるときに、こまめに水分を取ってもむくみが解消されないように、ただやみくもに水分を摂ってもセルライトは改善しません。
逆に水分や塩分を控え、運動後や夏場など水分補給が必要なときに、適切な量の水分を補う方が、セルライト改善にはよいのです。
5.カリウムや食物繊維を豊富に含んだ食事を心がける
痩せている人でもセルライトができることがあるとはいえ、脂肪を減らすことがセルライト解消への近道であることは確かです。
筋トレや有酸素運動で筋力アップと脂肪燃焼をしつつ、食事から脂肪や老廃物の元となるものを制限することも、ダイエットと同じくセルライトにも効果があるでしょう。
むくみの原因となりやすい余分な塩分を体外へ排出する作用のあるカリウムや、同じく老廃物を排出してくれる食物繊維を豊富に含んだ食材を食べて、むくみにくい体づくりをサポートしましょう。
カリウムの多い食品にはほうれん草や春菊、バナナやトマトなどが挙げられます。
食物繊維の豊富な食材は豆類やナッツ類、海藻類、きのこなどです。
セルライトの予防対策
1度できるとなくすことが難しく、ダイエットしてもすべて消すことが難しいセルライトは、作らないための予防対策がとても大切です。
上に挙げたセルライトが目立たなくなる方法を継続して行うことで、ゆっくりと徐々にむくみやすく溜め込みやすい体質を改善していきます。
ストレスやオーバーワークなど、過食や運動不足になる原因がほかにある場合は、そこもケアする必要があるでしょう。
まとめ
この記事はいかがでしたか?
今回は、「セルライトの消し方」について紹介しました。
自宅で行うケアはセルライトを短期間で除去することができません。
しかし美容外科や、エステで施術を受けても、生活習慣が変わらなければセルライトはまたできてしまいます。
これから先、さらに歳を取っても美しく健康な体でいるために、生活習慣も改善するようにしましょう。
この記事を読んで、少しでもセルライト解消のお役に立てたら幸いです。