あまり食べてないのに痩せない4つの原因

あまり食べてないのに痩せない4つの原因

ダイエットを意識してあまり食べてないのに痩せない、常に腹八分目になるように気をつけているのに、体重がピクリともせずイライラしてしまうことはないでしょうか。

常に体型の維持に気を配っていて、若いころから日常的にダイエットを行っている人ほど、加齢とともに痩せにくさを感じたりしますね。

食べたいものを好きなだけ食べているならいざ知らず、食べてないのに痩せないのはなぜなのでしょうか。

この記事では、あまり食べてないのに痩せない4つの原因について紹介していきます。

目次

食べてないのに痩せない4つの原因

食べてないといいつつ実際は食べている場合もありますが、しっかりと食事管理を行っているのに痩せない場合は、次のような原因が考えられます。

1.食事量を極端に減らし過ぎて栄養が偏っている

よくあるダイエットのひとつに、同じものばかりを食べるようダイエット法があります。
野菜ダイエット」や「マクロビダイエット」のように、バランスよく栄養が取れるダイエットならとくに問題ありません。

しかしおかゆばかりを続けて食べたり、寒天だけを食べ続ける、といったようなダイエットは、体に必要な栄養素が不足して代謝を下げる原因となってしまう可能性があります。

2.体内の水分が不足している

極端に食事を制限していると、栄養だけでなく体内の水分も不足していきます。

人間の体はおよそ6~7割が水分でできているのをご存じでしたか?
体中へ必要な栄養を送る血液のもととなるほか、脂肪の燃焼をうながしたり、老廃物を体外へ排出するはたらきにも関わっています。

体内の水分が不足していると、このような働きが弱まるほか、体が水分を欲しているときに果物やジュースといった甘いものを摂ると、吸収率が高まってしまうこともあるのです。

3.運動不足で基礎代謝が落ちている

運動自体が体重減少に及ぼす影響は食事制限よりも小さなものです。
しかし運動には、体内の脂肪を燃焼したり、筋肉を維持するといった代謝を高める効果があります。

食事制限をしていても、運動不足が続いている場合、1日の代謝量や基礎代謝が落ちてしまい、以前より食事を減らしても痩せない、ということが起こりやすくなるのです。

4.ストレスが溜まっている

ストレスが溜まると、血流の悪化や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れといった変化が起こります。

このすべてが代謝に影響を及ぼすことも、食べてないのに痩せないと感じる原因にもなるのです。

食べてないのに痩せない原因を解消する方法

食べてないのに痩せない原因を解消する方法

食べてないのに痩せないと感じる場合、代謝アップに必要な運動を取り入れ、運動不足を解消することが欠かせません。

運動以外に、食事やその他の面から原因を解消するためには、どんなことが必要なのでしょうか。

カロリーの摂取量を急に減らさない

人間の体は、急に食事を摂らなくなると飢餓状態となり、栄養を溜め込もうとします。

「ダイエットしよう」と意気込んで、それまでの食事から急にカロリー摂取量を減らしてしまうと、体が危機を感じて、少しの食事からでも栄養を吸収して溜め込もうとします。

ダイエット中には空腹状態にならないよう、ゆっくりと徐々に食事量を減らしていくのがオススメです。

五大栄養素を含む食事をとる

体に必要な栄養素が不足しても、体は飢餓感を覚えます。

五大栄養素といわれるたんぱく質、脂質、炭水化物、カルシウムや鉄分などの無機質とビタミン類をバランスよく摂取することが大切です。

良質な油をとる

油の中には、脂肪の燃焼を助けたり、細胞が正しく機能するために必要な成分を含むものがあります。

オメガ3脂肪酸などを含む良質な油を適度に摂る方が、ダイエットには効果的です。
オメガ3脂肪酸は、えごま油や亜麻仁油などのほか、イワシやさんま、サバといった青魚にも含まれています。

基礎代謝を上げる食事をする

「基礎代謝を上げる食事」と聞くとあまりピンと来ないかもしれませんが、本来食事をすること自体が体の中に熱を発生させ、代謝を上げるサポートをするものです。

さらに代謝をうながす食材を選ぶポイントとしては「体を暖めるもの」「脂質の代謝をうながすもの」「筋肉のもとになるもの」を摂るようにします。

ねぎやしょうが、唐辛子、ごまといった薬味やスパイス、温かい汁物などがオススメです。
また厚生労働省では、日本の成人女性に必要な1日のたんぱく質摂取量は50gとしています。

体に必要な筋肉を維持するためにも、肉や魚なども適度に摂ることが大切です。

ストレスを極力減らす

睡眠不足やイライラなど、日常生活に影響が出るようなストレスは極力解消していくことが大切です。

運動がストレス解消に一役買うこともありますし、もし食べないことが逆にストレスになるようなら、週に1日程度好きなものを食べる日を作るのもよいでしょう。

「おしゃれがしたい」「モテたい」など、生活の質を上げるためにダイエットを行っている人も多いかと思います。

温泉や旅行、趣味に打ち込む、ぐっすりと眠るなど、ダイエット以外にも生活の質を上げることでストレスが解消し、健康的でハッピーな暮らしに近づくと体も痩せやすくなる、というよい循環が生まれるのです。

まとめ

この記事はいかがでしたか?
今回は、「あまり食べてないのに痩せない4つの原因」について紹介しました。

食べてないのに痩せない原因には、代謝が落ちてしまうことが大きく影響しています。

代謝を維持しつつダイエットするには、ただ食べないだけでなく、食事の量や質をコントロールしながら、適度な運動とストレス発散をすることが大切です。

「摂らずに溜め込む」ダイエットから「体にいいものを取り入れて発散する」ダイエットを意識して、楽しくダイエットを続けましょう。

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この記事を書いた人

「健康管理」を通じて、「自分や家族の健康を守り、日常生活を楽しく穏やかに暮らす」ことをコンセプトに情報を発信していきます。

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