ジメジメした梅雨や暑い夏は、お風呂上がりの髪を乾かすのが本当に面倒ですよね。
なかなか乾いてくれず、ドライヤーだけでまた汗をかいてしまうなんてことも。
ですが髪をしっかり乾かさないと、髪のダメージや頭皮トラブルの原因にもなってしまいます。
できるだけ早く髪を乾かす方法をチェックして、梅雨や暑い夏も乗り越えましょう。
髪の毛を早く乾かす方法①
タオルドライを徹底
髪の毛を早く乾かすには、いきなりドライヤーを使うのではなくまず徹底的にタオルドライを行う必要があります。
その基本をおさらいしてみましょう。
タオルドライというと髪の毛をゴシゴシ擦るようにタオルで拭き取っている方が多いかもしれませんが、水に濡れた状態の髪はキューティクルが開いており、必要以上の刺激は髪の毛へのダメージにつながります。
まずは髪全体をタオルで包み込んで、絞るように水気を切ってあげましょう。
頭皮にタオルをかぶせて、指の腹で抑えるように水分を吸い込むのもおすすめです。
髪の中間から毛先に向かっては、ゴシゴシ擦るのではなくタオルとタオルでパンパンと髪を叩くようにしていくと効率的に水分を吸収することができます。
また、タオルだけではなくキッチンペーパーを使ってよりしっかり髪の水分を拭き取るのもおすすめ。より吸水力が上がり、ドライヤーの時間を短縮することができます。
ちょっと手間かもしれませんが、ドライヤーで汗をかくよりはマシだと思うと続けられそうです。
髪の毛を早く乾かす方法②
タオルサンド法
ドライヤーを髪に直接当てるのではなく、タオルをかぶせた上からドライヤーを当てる方法。
乾いたタオルを髪とドライヤーのあいだに挟むことで、タオルに吸収した水分をドライヤーで乾かし、さらにタオルによる吸水力をアップさせることができます。
タオルがびちゃびちゃな状態だとなかなか髪の毛をスピーディーに乾かすことができなくなるので、この方法はとってもおすすめ。
体を拭いたのとは別の新しいタオルを使うとより早く乾かすことができますよ。
髪の毛を早く乾かす方法③
速乾ミトンを使う
タオル地でできた速乾ミトンを手にはめて、濡れた髪を触りながらドライヤーを当てていくという方法もおすすめです。
タオルを使うと手が疲れてしまいますが、速乾ミトンを使えば手で髪の毛をとかすように動かすだけでスムーズに乾かすことができます。
速乾ミトンは100円均一ショップなどでも販売されていますが、「毎回洗って乾かして」という工程を挟まなければならないので複数枚買い揃える必要があります。
それが面倒だという方は、スポーツタオルなどちいさめのタオルを手のひらにあててヘアゴムで手首に固定し、即席の速乾ミトンを作ってしまうのもおすすめです。
髪の毛を早く乾かす方法④
速乾スプレーを使う
最近注目を集めているのが速乾スプレー。エタノールやガスなどが含まれており、濡れた髪に吹きかけるだけで髪を早く乾かすお手伝いをしてくれるという画期的な商品です。
ドライヤーの熱から髪を守ったり、トリートメント成分も配合されているので、髪をそのままドライヤーで乾かすよりもヘアケアに気を遣うことができるというメリットも。
ですが髪を早く乾かすために含まれているエタノールは、髪の水分までも奪いやすくなってしまいます。
しっかり乾かしたあとはさらに別のミストや洗い流さないトリートメントなどでヘアケアをしてあげることも忘れないようにしましょう。
髪の毛を早く乾かす方法⑤
ヘアトリートメントを使う
速乾スプレーではなく、洗い流さないアウトバストリートメントをドライヤーの前に使ってあげるだけでも早く乾かすことは可能です。
しっとりタイプよりさらさらになるタイプのものを使えば、髪同士のもつれを防ぎながらスムーズに乾かすことができます。
しかしヘアトリートメントは頭皮につけると毛穴の詰まりの原因になり、フケ、かゆみなどの症状を引き起こしてしまうことも。ダメージが気になる毛先のみの塗布にして、頭皮は別でしっかり乾かさなければなりません。
先ほどご紹介したタオルサンド法などと併用するのがおすすめです。
髪の毛を早く乾かす方法⑥
風量の強いドライヤーを使う
髪の毛が乾くのが遅い場合、ドライヤーに問題があるのかもしれません。
風量が弱いドライヤーではなかなか髪の毛を乾かすことができないため、風量の強いドライヤーに買い換えてみるのもおすすめです。
強い風量で一気に髪の毛を乾かすことができれば、髪へのダメージを軽減することも可能です。
また、マイナスイオンなど髪をケアする成分を放出してくれるもの、静電気を防いでくれるものなども販売されています。
髪の毛を早く乾かしながらヘアケアも同時にできるドライヤーを探してみてください。
髪の毛を早く乾かす方法⑦
ドライヤーを正しく使う
毛先が濡れていると気持ち悪いのでどうしても毛先を中心にドライヤーをあててしまいがちですが、しっかり乾かすならまずは髪の毛の根元から乾かしていくのが正しいドライヤー方法です。
また、髪の毛のキューティクルは上から下に向かって流れているため、キューティクルの向きに従ってドライヤーを当てることでサラツヤの髪の毛を目指すことができます。
さらに毛先は乾燥しやすいため、長時間ドライヤーをあてているとダメージ、パサつきの原因に。しっかり根元を乾燥させてから、最後に毛先の水分を飛ばすようなイメージでドライヤーをしていきましょう。
全体の8割から9割が乾いたと感じたら、最後は冷風に切り替えて髪を冷やすのも忘れずに。水分や熱によって開いていたキューティクルが引き締まり、サラサラの指通りの髪の毛にしてくれます。
髪の毛を早く乾かしてお風呂上がりを快適に!
髪の毛を早く乾かす方法をご紹介いたしました。
しっかりと手順を踏めば、いつもより髪の毛を早く乾かすことができるかもしれません。
長時間ドライヤーをあて続けたり、濡れた髪の毛のまま放置するのは髪のダメージや頭皮トラブルの原因にもなってしまいます。
髪の毛を早く乾かす方法を実践して、お風呂上がりを快適に、またダメージレスな髪の毛を目指していきましょう。