花言葉
- 心の美しさ
- 精神的な美しさ
- たくらみ
- 高潔
- 貧弱
クレマチスは、イギリスでつる性植物の女王として位置づけされて親しまれていた花です。
6枚の乳白色の花弁をもつ中国原産のテッセンと、日本原産のカザグルマも同じ仲間とされています。
クレマチスは、世界中に数多くの種類があり、交配によって多くの品種が誕生。
クレマチスの花言葉や由来、開花時期など解説していきます。
この記事の目次
クレマチスの花言葉

クレマチスの花言葉は次の通りです。
- 精神的な美しさ
- たくらみ
- 高潔
- 旅人のよろこび
- 心の美しさ
- 貧弱
- 策略
- 許されぬ恋
「精神的な美しさ」は、毎年咲き続けるクレマチスの内にある美しさを讃えてつけられたとされています。
また「旅人のよろこび」は、ヨーロッパで旅人をもてなすとき、宿の玄関にクレマチスを植える風習からきているそうです。
クレマチスの花の由来
クレマチスは、ギリシャ語で「蔓」を意味するklemaがラテン語の「蔓性植物」をあらわすclematisに変化したことが由来とされています。
クレマチスの特徴
日本原産の「カザグルマ」や中国原産の「テッセン」、欧米原産の「インテグリフォリア」や「ピチセラ」、「テキネンシス」などといった原種や交配させた園芸品種群をクレマチスと呼んでいます。
クレマチスの種類によって、花の咲く時期や形状など、それぞれ異なるのが特徴です。
細いつるを伸ばし、大きく鮮やかな花を次々と咲かせてくれます。
クレマチスのデータ

学名 | Clematis |
分類 (科/属名) | キンポウゲ科クレマチス属 |
原産地 | 日本、中国、ヨーロッパ、北アメリカ |
別名 | テッセン、カザグルマ |
開花時期 | 5〜10月 |
花色 | 青、紫、白、赤、黄色など |
花もち | 1〜2週間程度 |
誕生花 | 7月1日、9月12日、10月22日 |
用途 | 切り花、花壇(庭植え)、鉢植え、フェンス、アーチ |
香り | 無香 |
クレマチスの栽培方法
クレマチスは、品種が多くあるためイメージに近いものを選ぶようにしましょう。
大輪花を咲かせたいなら「パテンス系」、アーチいっぱいに花を咲かせるなら「モンタナ系」、冬でもフェンスを覆わせるなら「アンシンエンシス」などといったように、用途に応じた品種を選ぶと栽培もしやすく、管理も容易です。
耐寒性は高いですが、耐熱性が低いので、日当たりと風通しがよく、水はけと水もちのよい土に植えてあげるといいでしょう。
水やりは土の表面が乾いたら十分に与えてください。