「健康診断の結果で中性脂肪値の基準値を超えてしまった」
「血液検査で医者に血液がドロドロと言われてしまった」
このような悩みを抱えていませんか?
中性脂肪値が高いと血液がドロドロになり、「動脈硬化」や「脂肪肝」といった病気を引き起こす原因になります。
中性脂肪値を下げたり、血液をサラサラにするためには食生活の改善が必須です。
初めて食事の改善に取り組む人には、血液をサラサラにする飲み物を毎日飲むところから始めてみましょう。
この記事では、血液をサラサラにする栄養成分が含まれている飲み物についてご紹介します。
どこでも手に入る飲み物なので、ぜひ試してくださいね。
中性脂肪値400が108まで
下がったトクホドリンク↓
血液をサラサラにする飲み物
血液をサラサラにする栄養成分は、飲み物でも摂取することができます。
血液をサラサラにしてくれる栄養成分が含まれた飲み物をまとめました。
自分が飲みやすいものを見つけて実践してくださいね。
1.水
水はこまめに補給することで、血液がドロドロになるのを抑制してくれます。
体内の水分が不足すると、血中濃度が高まってしまい血液がドロドロになってしまうのです。
じつは、喉が渇いたと思った時点で、すでに血液の粘度が高くなっているのです。
とくに夏場は体内の水分が不足しやすいので、意識的にこまめな水分補給をするようにしましょう。
またミネラルウォーターや体の水分成分に近いミネラルイオン水を飲むことで、ミネラルも同時に補給することができます。
2.緑茶
緑茶には、「カテキン」という成分が豊富に含まれています。
カテキンには、総コレステロール値や中性脂肪値、血圧を下げる作用があります。
また、動脈硬化を予防したり、糖代謝にかかわる分解酵素の働きを阻害する作用もあるのです。
これによって、血糖値の上昇も抑えることができます。
カテキンを生活習慣予防として取り入れる場合は、1日500mg摂取する必要があるそうです。
ペットボトルの緑茶であれば1日500ml以上飲むことを目安にすることで、血液をサラサラすることが期待できます。
今ではカテキンが多く含まれている特保緑茶が売られているので、そちらを選択するのもいいでしょう。
3.麦茶
麦茶には、「アルキルピラジン」という成分が含まれています。
このアルキルピラジンには、血液が固まるのを防ぎ、血栓や血液の粘度が高まるのを抑えてくれます。
さらに、麦茶の独特の香ばしさには、血液をサラサラにしてくれることが明らかになっています。
実験によると250mlの麦茶で約1時間、血液が流れやすくなるそうです。
目安としては1日に3回飲むといいでしょう。
4.ウーロン茶
ウーロン茶には、「ウーロン茶重合ポリフェノール(=OTPP)」が含まれています。
このウーロン茶重合ポリフェノールには、脂肪の吸収を抑制する効果があるのです。
とくに食事中にウーロン茶を飲むことで、血液中の中性脂肪が上昇するのを抑えることができます。
5.コーヒー
コーヒーには、「カフェイン」が含まれています。
カフェインは、皮下脂肪を分解してくれる酵素の働きを高めてくれるのです。
そのため血液中に脂肪が蓄積されにくくなるので、血液がドロドロになるのを予防してくれます。
コーヒーを飲むときは、何も入れずブラックで飲むようにしましょう。
6.アップルティー
アップルティーには、「アントシアニン」と呼ばれる色素が含まれています。
アントシアニンは、悪玉コレステロールを下げる働きがあるのです。
そのため硬くなった血管をやわらかくして、血液の流れを良くしてくれます。
テーパック1袋に対して、りんご1個分の皮をポットに入れて約5分程度蒸らすことで、アントシアニンを多く抽出することができます。
7.ローズヒップティー
ローズヒップティーには、「ビタミンC」が豊富に含まれています。
またローズヒップそのものに、血液中の中性脂肪を減らす効果があるのです。
そのほかにも内臓脂肪や血糖値などを減らす効果があります。
8.トマトジュース
トマトジュースには、「リコピン」と呼ばれる色素が含まれており、「カロチノイド」と呼ばれる抗酸化栄養素の一種です。
カロチノイドは、血液を酸化させたり細胞を老化させる活性酸素を除去する働きがあります。
そのため、リコピンを摂取することで血液をサラサラにしてくれるのです。
またコレステロールの蓄積を抑制する働きもあります。
リコピンはトマトをそのまま食べるより、トマトジュースの方が多く摂取することができます。
9.にんじんジュース
にんじんジュースには、「Βカロテン」が豊富に含まれています。
Βカロテンは、活性酸素を除去して免疫力をアップさせる働きがあるのです。
この働きによって、血液をサラサラにして血管をサビにくくしてくれます。
にんじんの細胞はとても丈夫なので、そのまま食べるよりもジュースにしたほうがΒカロテンの吸収率が高まります。
10.豆乳
豆乳には、「グリシニン」「レシチン」「イソフラボン」などの成分が含まれています。
これらの成分の働きによって、コレステロールの上昇や中性脂肪の上昇を抑える役割があるのです。
また、コレステロールや中性脂肪の血中濃度を下げる上に、血栓ができるのも予防してくれます。
血栓予防を目的とする場合は、1日1パック(200ml)目安に飲むようにしましょう。
11.牛乳
牛乳には「カルシウム」が豊富に含まれていますが、脂肪分が気になるという人もいます。
しかし、乳脂肪の場合はコレステロール値の上昇とは慣例性がないという調査報告も出ているので、そこまで心配しなくても大丈夫でしょう。
牛乳に含まれるカルシウムには、血圧を正常値に近づける結果も出ています。
さらに良質なタンパク質も含まれているので、健康的な血管を維持することができるのです。
冬場に牛乳を温めて飲む場合、タンパク質は熱に弱いので温めすぎに注意してください。
12.ごぼう茶
ごぼう茶には、「サポニン」が含まれています。
サポニンは、コレステロールを分解する働きがあるのです。
そのため血液中のコレステロールを掃除して、血液をサラサラにしてくれます。
また、ごぼう茶には「イヌリン」という成分も含まれており、血圧を安定させる働きがあります。
13.あずき茶
あずき茶には、「カテキングルコシド」と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。
カテキングルコシドは、ポリフェノールの中でも優れた抗酸化作用を持っているのです。
そのため、食後の血糖値の上昇をゆるやかにしたり、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きがあります。
また「カリウム」も含まれているので、体内の余分な水分とナトリウムを排出して血圧の上昇を防いでくれます。
14.グァバ茶
グァバ茶には、「ポリフェノール」が含まれており、糖質の吸収を遅らせて、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
また研究によると、中性脂肪値や悪玉コレステロール値が基準値以上の人を対象に飲用テストをしたところ、数値が低下することもわかってきました。
さらに、メタボリックシンドロームで低下した「アディポネクチン」の分泌を増加してくれる作用があり、動脈硬化の進行を抑制する効果も期待できます。
ちなみにアディポネクチンは、1996年に住友病院長で内分泌代謝学の松澤裕次先生が発見されたものです。
脂肪細胞から分泌されるホルモンで、生活習慣病で引き起こされる病気の改善や、がん予防の効果が認められている優れたホルモンなのです。
15.桑の葉茶
桑の葉茶には、桑の葉特有の成分である「1デオキシノジリマイシン」が含まれています。
この成分には、ブドウ糖を生成する成分の働きを抑えてくれる働きがあり、血糖値が上がらないことが専門家の研究でわかっています。
そのほかにも、血圧降下作用や発がん抑制作用があることも明らかになってるそうです。
食事と一緒に桑の葉茶を飲むことで、急な血糖値の上昇を抑えられるので、血液を良好な状態を維持してくれるのです。
血液をサラサラにする飲み物はコンビニでも買える
先ほどご紹介した血液をサラサラにする飲み物は、コンビニでも手に入るものがあります。
- 水
- 緑茶
- 麦茶
- ウーロン茶
- コーヒー
- トマトジュース
- 豆乳
- 牛乳
たとえば昼食にコンビニ弁当と一緒に、血液をサラサラにする飲み物も買うことで、効率よく栄養成分を摂取することができます。
毎朝カフェでコーヒーを飲む人は豆乳ラテにする
出勤途中に、いつものカフェでコーヒーを飲んだり、テイクアウトして会社で飲む人は、豆乳ラテにしてみるのもいいでしょう。
コーヒーに含まれているカフェインと、豆乳に含まれているイソフラボンなどを一度に摂取することができます。
ちょっとしたことでも、継続していくと大きな積み重ねとなって結果としてあらわれてきます。
効率よく毎日血液をサラサラにする飲み物を飲むには、普段の生活習慣に上手く取り入れると、継続しやすくなりドロドロだった血液をサラサラへと改善しやすくなります。
血液をサラサラにするトクホのお茶の効果
コンビニなどで売っているトクホのウーロン茶や緑茶などにも、血液をサラサラにしてくれる効果をうたっているものがあります。
トクホは、国の審査で「有効性」「安全性」などの科学的根拠が認められたものです。
商品によっては期待できる効果が異なるので、きちんと確認した上で飲む続けるようにしましょう。
血液をサラサラにするイチオシの栄養成分がEPA
血液をサラサラにしてくれる栄養成分の中でも、最も効果が期待できるのが「EPA」です。
EPAは青魚に含まれている「必須脂肪酸」の一種になります。
消費者庁が行った調査で、EPAが血中中性脂肪を低下させる作用があるとの科学的根拠が認められているのです。
参照:消費者庁「食品の機能性評価モデル事業について」
またEPAは継続して摂取すれば、血液中に増えやすいため長時間効果を維持することができます。
しかしEPAは、体内で作ることができない栄養成分なため、食事から摂取するしかありません。
EPAを摂取するには、青魚を毎日食べ続けるのが理想です。
毎日、魚料理を食べるのは難しいという人は、トクホ飲料の「イマークS」でEPAを摂取するがオススメです。

まとめ
飲み物に含まれる栄養成分でも、毎日継続して飲むことで血液をサラサラにする効果が期待できます。
ただし薬ではないので即効性はありません。
しかし何もしなければ、いつまでたっても血液はドロドロのままです。
まずは手軽に始められる、血液をサラサラにする飲み物を飲むことからスタートしてみましょう。
https://kura4.jp/imaqs
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