30代を越えてくると、ふと鏡を見たときに「もしかしておばさん体型になってる?」と気づいてショックを受けることがありませんか。
体重にそこまで変化はないのに、若い頃とシルエットが違うと感じたときは、おばさん体型に近づいてしまっているかもしれません。
ここでは、おばさん体型になってしまう人の特徴と、おばさん体型を改善する5つの方法について紹介していきます。
一般的に言われるおばさん体型とは
実は年齢に関係なく、女性がおばさん体型になる可能性はあります。
20代でも30代、40代でも、以下のような特徴に心当たりがあるなら、おばさん体型になってしまっているかもしれません。
ウエストのくびれがなくなる
ぽっちゃりやふくよかな体つきでも、ウエスト部分がくびれていれば、女性らしいフォルムです。
しかし運動不足によって、腹筋や腹斜筋が衰えてくるとウエスト部分のくびれがなくなり、寸胴なおばさん体型となってしまいます。
足首がなくなる
ウエストに限らず、足首のくびれがなくなるのも、おばさん体型の特徴です。
足首がなくなる原因としては筋力の低下のほか、むくみなども原因となります。
腹部の出っ張り
腹筋が弱いと、くびれがなくなることに加えて、お腹の部分がぽっこりと目立ってくるようになります。
加齢や運動不足で代謝が落ちているところに食べ過ぎてしまうと、内臓脂肪が増えてぽっこりとお腹だけが目立つ体型になるのです。
インナーマッスルが弱ってくることで、内臓を内側に押さえ込む力が弱くなるのも、お腹が出てくる原因となります。
内臓脂肪は男性の方がつきやすいため、ぽっこりお腹はおばさん体型でもあり、おじさん体型であるともいえるでしょう。
お尻がピーマンのような四角形になる
大きくても丸く盛り上がったお尻は魅力的ですが、おばさん体型のお尻は四角くピーマンのような形になります。
大臀筋などの筋肉が減り、脂肪が下に下がってしまうためです。
おしりと太ももの境い目もわかりにくく、パンツやタイトスカートを履いたときのシルエットで気が付く人も多いのです。
乳房が垂れる
大胸筋の力が弱まることに加えて、クーパー靭帯と呼ばれる、乳房を持ち上げる靭帯が伸びてしまうと胸が垂れてきます。
出産や月経によるホルモンバランスの乱れによって、バストサイズの変化を繰り返すことでも、乳房は垂れてしまいます。
おばさん体型の特徴を挙げていくと、思い当たる部分が多くて悲しくなってしまいそうですね。
おばさん体型になってしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか。
おばさん体型になってしまう人の特徴
おばさん体型はメリハリが小さく、ボリュームが下に下がって下半身がふくよかになるという特徴があります。おばさん体型になりがちな人には、次のような特徴です。
食生活が若い頃と変わっていない
普通に寝起きをしているだけで消費する基礎代謝は、加齢とともに低下していきます。
日に40~50kcal程度の差ではありますが、これが1週間、1か月、1年と蓄積していくことによって、少しずつ皮下脂肪が増えていくことになり、おばさん体型へと近づいていきます。
運動不足である、またはスポーツを辞めた
基礎代謝が下がる原因には、加齢とともに筋肉の量が低下することも挙げられます。
とくに昔に比べて歩くことが減ってきたり、続けていたスポーツを辞めたりすると、筋肉量は徐々に減少していきます。
筋肉は脂肪の燃焼と深く関わっていることに加えて、体をしっかりと支えてメリハリのあるボディラインを作るもとにもなっています。
そのため筋肉量が減って脂肪とのバランスが悪くなると、たるみやくびれのなさが目立つおばさん体型になりやすい傾向があるのです。
日常生活のクセ
猫背や歩き方といった、日常生活における動作のクセも、おばさん体型に影響します。
背筋を伸ばして正しいフォームで歩いた場合とそうでない場合とでは、同じ活動量でも筋肉の使い方が違うため、おばさん体型の原因となりやすいでしょう。
このほか、加齢とともに内臓の機能が低下したり、長時間睡眠を取れなくなったりすることも、むくみや老廃物の排出に影響するため、おばさん体型になりやすいのです。
おばさん体型を改善させる5つの解消方法
おばさん体型を改善させるために、次の解消方法を試してみましょう。
1.ウォーキング、水泳をはじめる
おばさん体型の改善には、運動不足によって蓄積した皮下脂肪を燃焼させることが大切です。
ウォーキングやジョギング、水泳、エアロビクスといった有酸素運動を取り入れましょう。
運動で脂肪を燃焼させ、汗をかくことで血行もよくなり、むくみも改善していきます。
2.スクワットを行う
自宅で簡単にできる筋トレとして、スクワットはおばさん体型を改善するのにオススメです。
人間の体の中でも大きい大腿筋や、お尻の形に影響する大臀筋を鍛えることで、代謝を上げることに加えて下半身のシルエットにメリハリが生まれます。
3.糖質を控える
運動を行うこととあわせて、食生活を見直すことはおばさん体型の改善に不可欠です。
とくにご飯やパンなどの炭水化物を控え、根菜やきのこ、海藻類などを意識して摂るようにします。
厚生労働省のデータによると、基礎代謝を1500kcalとした場合、1日に摂取する炭水化物の基準はおよそ100gといわれています。
しかし、30~40代女性の基礎代謝量の平均は1,140kcalのため、できれば糖質の摂取は1日100g以内に抑えるのが望ましいでしょう。
ご飯軽く1杯の糖質が約55g、6枚切りの食パンは約60gです。
糖質はジュースや甘い煮物などにも含まれているので、結構しっかりと食事制限する必要があります。
4.タンパク質、良質な脂肪を摂る
炭水化物を制限しているときは、チーズやバターなどの良質な脂肪は制限しないようにしましょう。
揚げ物などの油分は控えます。筋肉量維持のため、タンパク質は積極的に摂りましょう。
5.歩き方、姿勢のフォームを直す
毎日の歩き方や姿勢にクセがないかをチェックします。
スポーツジムや整体院などで確認してもらうのもよいでしょう。
まとめ
この記事はいかがでしたか?
今回は、「おばさん体型になる人の特徴と5つの改善・解消方法」について紹介しました。
どれか1つではなく、できればすべて実践するとおばさん体型の改善と予防にもつながります。
体のゆるみが気になりだしたら「意識して活発に暮らす」ことを目標にして、いつまでも若々しいボディラインをキープしたいですね。
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