朝シャンする女性は薄毛になりやすいといわれる理由とは?

朝シャンする女性は薄毛になりやすいといわれる理由とは?

朝から気分をスッキリさせるために、朝にシャワーを浴びて外出していませんか?

朝シャンすると、髪がセットしやすいかったり、化粧のノリが良くなるなどのメリットを感じている人も多くいるかと思います。

しかし朝シャンすることで、髪の毛へ負担を与えている可能性もあるのです。

ここでは、朝シャンすることで薄毛をもたらす原因についてご紹介します。

目次

朝にシャンプーする人は約3割と多い

朝シャンに関するアンケートをとってみると、68%もの人が夜に一回だけ洗うと答えました。
そして朝に一回だけが16%、朝と夜二回洗うが15%となり、約3割の人が朝にシャンプーしているようです。

しかし毎日ではなくても、残業や飲み会で帰りが遅くなってしまったりした場合は、「今日だけいいや」と寝てしまう人は少なくないのではないでしょうか?

また女性の場合は、美意識が高い人ほど朝にシャンプーする傾向があります。
しっかりシャワーでリセットしてから髪やメークを整えたい気持ちが高いのかもしれません。

しかし朝のシャンプーで、髪の毛に負担をかけている可能性があるのです。

朝のシャンプーが髪の毛に良くないとされる5つ理由

1.洗髪する時間が十分に取れない

朝の慌ただしい時間帯に、朝シャンをする習慣が身についてしまっている人は要注意です。

時間がないなかで、急いで朝シャンをすると、洗い残しやシャンプーが流しきれずに頭皮に残ったままになることも。

もし頭皮や毛穴に洗い残しがあると、頭皮へダメージを与えることになり、髪の成長を妨げてしまいます。

また、時間がないとドライヤーでの乾燥も不十分になってしまいがちです。

生乾きのまま長時間放置していると、頭皮や髪に雑菌が繁殖してしまうので注意しましょう。

2.頭皮の毛穴が開いて皮脂を落としすぎてしまう

目覚めてすぐは、毛穴が開いた状態になっています。
その状態のままシャンプーしてしまうと、薬剤が毛穴の奥まで入り込んでしまうのです。

毛穴の奥まで洗浄できていいんじゃないかと思われがちですが、皮脂を落としすぎたり、毛穴を傷つけることになるので、薄毛を引き起こす可能性が高まってしまうのです。

3.皮脂のバランスが整わなくなる

薄毛の原因になりそうと思われがちな頭皮の皮脂ですが、むしろ適量ならなくてはならないものなのです。

水分の蒸発をおさえ、紫外線や外からの刺激から頭皮を守る働きがあります。

しかし、髪を洗った直後では皮脂はキレイさっぱり洗い流されていて、バリアの機能を十分にはたしてくれません。

夜に洗って、寝て起きたくらいの量で丁度いいのです。

4.洗いすぎで頭皮の皮脂汚れが多くなる

これは朝夜二回洗う派の人に言えることですが、シャンプーのしすぎは髪や頭皮によくありません。

皮脂を落としすぎ、キューティクルを壊してしまいます。

皮脂が足りなくなると、それを補うためにどんどん分泌されるようになり、結果毛穴が詰まってしまったり、髪がべたつきやすくなります。

良かれとしてやっている習慣のせいで、余計にスタイリングしにくくなり、毛が薄くなる可能性が高まるのです。

5.髪の成長を阻害する

夜に髪を洗わずに寝てしまう人の場合、髪や頭皮が汚れ、毛穴が詰まった状態のままになっています。

そのまま寝てしまえば、雑菌まで繁殖します。

髪の成長にもっとも重要なのは寝ている間です。

睡眠中に身体から成長ホルモンが分泌され、それによって髪が健やかに育ちます。

その貴重な時間に毛穴が詰まっていたり、雑菌まみれになっているのはもったいないです。

きちんと頭を洗い清潔にして睡眠を取るようにしましょう。

朝シャンするなら気をつけたい4つのポイント

理想は夜に一回シャンプーすることですが、生活スタイルによっては、どうしても朝にシャンプーしたい人もいるでしょう。

また、うっかり髪を洗わずに寝ちゃったという日もあるでしょう。
そういうときはどうしたらいいのでしょうか。

1.早起きて洗髪の時間を確保する

雑になってしまったり、寝ぼけたまま頭を洗うことは、早めに目を覚ますことで解決できます。

余裕を持ってシャンプーを行い、時間をかけてきちんとすすいでください。

食事の時間を洗髪にまわすのは、栄養不足になり薄毛の引き金となるので止めてくださいね。

2.シャンプーは使わず湯シャンにする

夜に洗ったのにベタつきが気になる、セットをしやすくしたい、などの理由から朝に頭を洗っている人は、お湯だけで頭を洗う湯シャンにしてみてはいかがでしょうか。

時間をかけてしっかり洗えば、シャンプーを使わなくても汚れや皮脂はちゃんと洗い流せます。

薄毛が気になる人の中には、普段から湯シャンだけしかしないという人もいるくらいです。

3.リンスを使用して紫外線へのダメージを軽減させる

朝にシャンプーすると紫外線などから守ってくれる皮脂が足りなくなるという問題は、リンスを使用することである程度解決できます。

リンスの油膜が皮脂と同じ役割を果たしてくれるからです。

しかし、リンスを直接地肌につけてしまうと、界面活性剤で荒れてしまうので、使用には注意が必要です。

4.帽子や日傘を使用する

紫外線から頭を守ってくれるものといえば帽子や日傘です。

せっかく洗ってセットしたのに、帽子をかぶるのには抵抗があるかもしれませんが、そういうときはUV加工が施された日傘を使用しましょう。

朝や曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。

朝に頭を洗った日は、気を抜かずに使うようにしてください。

まとめ

このように、朝にシャンプーしたときは少し気をつけるだけでも、髪や頭皮のダメージを軽減することが可能です。

とはいえ、やはり夜にシャンプーするほうが、リスクはぐっと下げることが可能です。

薄毛は生活習慣の積み重ねで起こることが多いのです。

これまで何気なく行ってきた洗髪を今一度見つめなおしてみるといいでしょう。

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この記事を書いた人

「健康管理」を通じて、「自分や家族の健康を守り、日常生活を楽しく穏やかに暮らす」ことをコンセプトに情報を発信していきます。

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